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PRIMECLUSTER  Cluster Foundation 導入運用手引書 4.5
FUJITSU Software

7.3.5 ILOM

ILOMシャットダウンエージェントは、SPARC Enterprise T5120、T5220、T5140、T5240、T5440、SPARC T3、T4、T5、T7、S7シリーズのシャットダウンエージェントです。

構成設定

ILOM の構成設定は以下の指示に従って行います。

また、ILOM では操作を許可するユーザ名とパスワードの設定が必須です。

ILOM を使用している場合は“PRIMECLUSTER導入運用手引書”の“5.1.2.3.1 コンソール情報の確認”を参照して、ILOMの設定を確認してください。

シャットダウンエージェント

ILOM シャットダウンエージェントは2種類あります。

ILOM ログファイル

/var/opt/SMAWsf/log/SA_ilomp.log
/var/opt/SMAWsf/log/SA_ilomr.log

注意

  • ILOMのIPアドレスは、管理LANと同一セグメントにしてください。

    ただし、ネットワークルーティングが設定されている場合は、ILOMのIPアドレスがクラスタノードの管理LANと同一セグメントである必要はありません。

  • コンソール装置にILOMを使用している環境で、ノードの保守などでノードの電源を切断した場合、またはILOMのネットワーク設定を変更中、または、ILOMのファームウェアアップデート中に他のノードで7040番のエラーメッセージが出力される場合があります。エラーメッセージが表示された場合は、各作業が完了した後に7040番のエラーメッセージの対処法を実施してください。

  • ILOMが故障している、または、ケーブルが切断されているなどのハード異常や、IPアドレスを間違えたなどの設定誤りを検出するまでに、シャットダウン機構 (SF) を起動してから最大30秒かかります。