ILOMシャットダウンエージェントは、SPARC Enterprise T5120、T5220、T5140、T5240、T5440、SPARC T3、T4、T5、T7、S7シリーズのシャットダウンエージェントです。
構成設定
ILOM の構成設定は以下の指示に従って行います。
ILOM 2.xの場合
Integrated Lights Out Managerユーザーズガイド
ILOM 3.0の場合
Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 概念ガイド
Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 Web Interface 手順ガイド
Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 CLI 手順ガイド
Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 入門ガイド
また、ILOM では操作を許可するユーザ名とパスワードの設定が必須です。
ILOM を使用している場合は“PRIMECLUSTER導入運用手引書”の“5.1.2.3.1 コンソール情報の確認”を参照して、ILOMの設定を確認してください。
シャットダウンエージェント
ILOM シャットダウンエージェントは2種類あります。
SA_ilomp: ILOM経由でノードをパニックさせる
SA_ilomr: ILOM経由でノードをリセットさせる
ILOM ログファイル
/var/opt/SMAWsf/log/SA_ilomp.log /var/opt/SMAWsf/log/SA_ilomr.log
注意
ILOMのIPアドレスは、管理LANと同一セグメントにしてください。
ただし、ネットワークルーティングが設定されている場合は、ILOMのIPアドレスがクラスタノードの管理LANと同一セグメントである必要はありません。
コンソール装置にILOMを使用している環境で、ノードの保守などでノードの電源を切断した場合、またはILOMのネットワーク設定を変更中、または、ILOMのファームウェアアップデート中に他のノードで7040番のエラーメッセージが出力される場合があります。エラーメッセージが表示された場合は、各作業が完了した後に7040番のエラーメッセージの対処法を実施してください。
ILOMが故障している、または、ケーブルが切断されているなどのハード異常や、IPアドレスを間違えたなどの設定誤りを検出するまでに、シャットダウン機構 (SF) を起動してから最大30秒かかります。