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Cloud Services Management V1.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

5.3.12 サービス情報(インポート用)

サービス情報復旧コマンドでXMLを利用するコマンドは、以下の2種類です。

コマンドに対応したXMLファイルの形式について説明します。

XMLの要素は、下記の階層構造で指定する必要があります。

サービスが仮想マシンの場合
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<services>
    <service>
        <serviceId>サービスID</serviceId>
        <serviceName>サービス名</serviceName>
        <bizSystemId>業務システムID</bizSystemId>
        <serviceType>VM</serviceType>
        <memo>メモ</memo>
        <instances>
            <instance>
                <instanceTypeId>インスタンスタイプ</instanceTypeId>
                <status>仮想マシンの状態</status>
                <systemdiskImage>システムディスクイメージ</systemdiskImage>
                <datadiskNum>追加データディスク数</datadiskNum>
                <datadiskType>追加ディスクタイプ</datadiskType>
                <deployments>
                  <deployment type="ipv4">IPアドレス(IPv4形式)</deployment>
                </deployments>
                <parameters>
                  <parameter key="KEY1">VALUE1</parameter>
                  <parameter key="KEY2">VALUE2</parameter>
                  <parameter key="KEY3">VALUE3</parameter>
                  <parameter key=":   ">:     </parameter>
                  <parameter key="KEYN">VALUEN</parameter>
                </parameters>
            </instance>
        </instances>
    </service>
</services>
サービスがRDB、SLBの場合
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" standalone="yes"?>
<services>
    <service>
        <serviceId>サービスID</serviceId>
        <serviceName>サービス名</serviceName>
        <bizSystemId>業務システムID</bizSystemId>
        <serviceType>RDB または SLB</serviceType>
        <memo>メモ</memo>
    </service>
</services>

注意

サービス(<services>、<service>)情報と、インスタンス(<instances>、<instance>)情報は、1つだけ指定可能です。すでに情報が存在する場合は追加できません。

要素の内容
(「要素名」または「要素名 属性」)

省略可否

登録、変更時の指定値と書式に関する説明

登録時

変更時

サービスUUID
(uuid)


※1

半角英数字(小文字)および"-"(ハイフォン)で構成された36文字のUUID形式の文字列を指定します。他のサービスのサービスUUIDとは重複できません。また、登録済のサービスUUIDは変更できません。

登録時に指定した場合、指定したUUIDで作成されます。

サービスID
(serviceId)


※1

先頭は半角英字(小文字)で、半角英数字(小文字)で構成された3~15文字の文字列を指定します。他のサービスのサービスIDとは重複できません。また、登録済のサービスIDは変更できません。

サービス名
(serviceName)

※3

全角半角に関係なく1~64文字の文字列を指定します。

業務システムID
(bizSystemId)


※1

登録されている業務システムIDを指定します。
既存の業務システムIDは、業務システム情報出力コマンドで取得してください。

サービスタイプ
(serviceType)


※1,2

以下いずれかの値を指定してください。

  • VM

  • SLB

  • RDB

変更時は、登録時と同じ値を指定してください。

メモ
(memo)

※3

全角半角に関係なく0~1024文字の文字列を指定します。

インスタンスタイプ
(instanceTypeId)


※3

メニュー情報(※4)からoptionType=vmを確認します。そのserviceOptionのoptionIdを指定します。

複数のoptionType=vmが定義されていた場合、サービス情報を登録、または変更したときのserviceOptionのoptionIdを指定してください。

仮想マシンの状態
(status)


※3

以下いずれかの値を指定してください。

  • running (起動中)

  • stopped (停止中)

システムディスクイメージ
(systemdiskImage)


※1

メニュー情報(※4)からoptionType=imageを確認します。そのserviceOptionのoptionIdを指定します。

複数のoptionType=imageが定義されていた場合、サービス情報を登録、または変更したときのserviceOptionのoptionIdを指定してください。

追加データディスク数
(datadiskNum)


※3

半角数字で、0-99999999の整数を指定します。

  • 登録時

    追加データディスク数(datadiskNum)が0の場合、必ず0を指定してください。

  • 変更時

    変更前が0で、変更時に1以上の値を設定する場合、追加ディスクタイプ(datadiskType)が設定されているか確認します。追加ディスクタイプ(datadiskType)が設定されていない場合、事前に追加ディスクタイプ(datadiskType)を設定してください。

追加ディスクタイプ
(datadiskType)


※3

メニュー情報(※4)からoptionType=diskを確認します。そのserviceOptionのoptionIdを指定します。

複数のoptionType=diskが定義されていた場合、サービス情報を登録、または変更したときのserviceOptionのoptionIdを指定してください。

datadiskNumの値が1以上の場合は必須です。

一度設定したdatadiskTypeは、変更できません。

デプロイメント情報
(deployment type="ipv4")


※1

クラウド上で設定されているIPv4形式のIPアドレスを指定します。

以下に一致する値を指定してください。

(0~255の整数). (0~255の整数). (0~255の整数). (0~255の整数)

パラメーター
(parameter)

詳細情報として、本製品の情報および実際のクラウドサービス・クラウド管理製品上の値を複数指定します。

設定内容の確認方法は、"5.4 インポート用XMLで指定するパラメーターの形式"を参照してください。

「省略可否」列の記号は以下を参照してください。

○:指定必須

△:省略可

※1:変更不可

※2:メニュー情報(※4)にoptionType=slbが指定されている場合、SLBを指定可能です。また、メニュー情報(※4)にoptionType=rdbが指定されている場合、RDBを指定可能です。

※3:いずれか1つしか変更できません。複数の要素を変更する場合、変更する要素分のインポート用XMLを作成する必要があります。

※4:メニュー情報は、fscsm_menuコマンド (サブコマンド:export)で確認してください。詳細は、"5.2.4 メニュー操作コマンド"を参照してください。