連携アダプターでエラーを検出した場合、クラウドサービス統合運用部門に、エラー通知メールが送信されます。エラー通知メールは、連携アダプターのセットアップ時に指定したメールアドレスに送信されます。
エラーの原因としては、以下が考えられます。
連携先のクラウドでエラーを検出した。
メール件名
<ヘッダー> <サブスクリプションID> <エラーメッセージ>
ヘッダーには、操作種別に応じて値が設定されます。
サブスクリプションIDには、以下のような値が設定されます。
仮想マシン操作種別 | 形式 |
---|---|
仮想マシン | <サービスID> <クラウド種別> <日時> |
スナップショット作成 | <サービスID> <クラウド種別> <日時> |
スナップショット復帰、 スナップショット削除 | <サービスID> <クラウド種別> <スナップショットID> <日時> |
キーペア | <業務システムID> <クラウド種別> <日時> |
サブスクリプションIDの形式に記載される項目には、以下の値が設定されます。
サービスID:[サービス登録]画面で入力したサービスID
業務システムID:[業務システム登録]画面で入力した業務システムID
クラウド種別:クラウドの種別がess.xxxxxx形式で表示されます。
xxxxxxには、aws、k5、ror、azure、vmwareのいずれかが設定されます。
日時:エラー発生時の日時がyyyymmddhhmmssSSS形式で表示されます。
エラーメッセージには、エラーの概要が設定されます。
メール本文
メール本文には、エラーメッセージと詳細内容が記載されます。以下のようなメールが送信されます。
Subject: 購入済サービス「vm-d76z-bizaws ess.aws 20161117010736382」の更新に失敗しました ご利用者様, サービス利用部門「!mgr」の購入済サービス「vm-d76z-bizaws ess.aws 20161117010736382」は変更されましたが、 インスタンス「aws-4fc16765-c90e-405d-8caf-cbd9c1e515e4」は更新できませんでした。 EC2インスタンスi-a6448338は停止状態ではありません。 server.modify ope-man プラットフォーム、APP、そしてアプリケーション間に矛盾が発生している可能性があります。アプリケーションの対応するインスタンスが正しく変更されているか確認してください。インスタンスの現在の設定を確認するためには、次のリンクを参照してください: http://localhost:3980/oscm-app/controller?cid=ess.aws.
参考
メール本文に記載されているURLは、連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェースのURLです。
連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェースの詳細については、"付録B 連携アダプター基盤管理用ブラウザインターフェースの操作"を参照してください。