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Cloud Services Management V1.1.1 運用ガイド
FUJITSU Software

4.1.3 完了通知メール

メール転送機能を設定している場合、クラウドに対する全操作のメールが、クラウドサービス統合運用部門に送信されます。送信されるメールは、申請者に通知される完了通知メールと同一内容です。

システムトラブル時には、メールに添付されているXMLファイルを利用して、サービス情報を復旧できます。

参照

メール転送機能の設定については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 導入ガイド"の"メール転送機能の設定"を参照してください。

メールの通知情報

メールが送信される操作、宛先および通知される情報は以下のとおりです。

表4.1 完了通知の種類と宛先(クラウド共通)

操作

宛先

通知情報

仮想マシンの作成

クラウドサービス統合運用部門

  • プロジェクトID

  • 業務システムID

  • サービスID

  • IPアドレス

  • 管理者ユーザー名

  • キーペア名

※「管理者パスワード」は通知されません。

仮想マシンの構成変更

クラウドサービス統合運用部門

  • プロジェクトID

  • 業務システムID

  • サービスID

仮想マシンの削除

仮想マシンの起動

クラウドサービス統合運用部門

  • プロジェクトID

  • 業務システムID

  • サービスID

仮想マシンの停止

クラウドサービス統合運用部門

  • プロジェクトID

  • 業務システムID

  • サービスID

スナップショットの作成

クラウドサービス統合運用部門

  • プロジェクトID

  • 業務システムID

  • 仮想マシンのサービスID

  • スナップショット名

  • スナップショットID

スナップショットの復帰

スナップショットの削除

キーペアの作成

クラウドサービス統合運用部門

  • プロジェクトID

  • 業務システムID

  • キーペア名

キーペアの削除

通知なし

通知なし

添付ファイル

転送メールには、本サービスの情報を復旧するためのXMLファイルが添付されます。

XMLファイルは、以下の条件で添付されます。

本XMLファイルは、サービス情報復旧コマンド(登録、変更)、およびスナップショット情報復旧コマンド(登録)の[-file]オプションで指定できます。

なお、業務システム提供部門の申請者に送信される完了通知メールには、XMLファイルは添付されません。


添付されるXMLファイルの命名規約は、以下のとおりです。

fscsm_[yyyymmddhhmmss]_[クラウド種別]_[リソース種別]_[操作種別]_[ID].xml