連携アダプターのセットアップを行う場合の事前確認事項について説明します。
以下の項目を確認してください。
Cloud Services Managementがインストール済であること。
管理者権限を保持したユーザーでログインしていること。
OSユーザー(fjsvcsmdb)が登録されていること。
このユーザーはCloud Services Managementのセットアップ時に作成されます。連携アダプターでも同じユーザーをデータベース接続用に使用します。詳細は"2.1.4 データベース接続用パスワード設定"を参照してください。
連携アダプター基盤(APP)が起動されていること。
Cloud Services Managementでは、連携アダプター基盤(APP)と管理サーバの起動/停止処理が連動しています。
起動方法については、"FUJITSU Software Cloud Services Management 運用ガイド"の"起動/停止"を参照してください。
RORの連携アダプターをセットアップする場合は、以下の項目も確認してください。
RORのインストールが完了し、動作する状態になっていること。
RORのテナントが作成されていること。テナントのリソース設定、テナント利用者/テナント管理者の導入、Cloud Services Management用のL-Platformテンプレート作成が完了していること。
RORが使用しているSVOMのバージョンを確認する。
詳細は"付録D SVOMの設定"を参照してください。
AWSの連携アダプターをセットアップする場合は、以下の項目も確認してください。
AWSサービスコントローラーの管理者としてAWSアカウント(アクセスキーIDおよびシークレットアクセスキー)を作成済であること。
サービスコントローラーのAWSアカウントの設定については、"2.4.3.3 AWS接続情報の設定(AWS連携を行う場合のみ)"を参照してください。