切戻し手順の流れは以下のとおりです。
図C.4 KVM環境の切戻し手順
本製品(V1.1.0)の停止
「6.6.1 システムの停止方法」を参照して、本製品を停止してください。
旧製品(V1.0.x)の仮想ディスクのqcow2イメージ削除
移行用に作成したqcow2イメージを削除します。
KVMホストにログインします。
2つの仮想ディスクファイル(システム領域用、キャッシュ領域用)のqcow2イメージを削除します。
[実行例]
# cd /var/lib/libvirt/images # rm CSG_v100_kvm_tmp.qcow2 ←システム領域 # rm CSG_v110_cache.qcow2 ←キャッシュ領域
本製品(V1.1.0)の削除
本製品の仮想アプライアンスを削除します。
仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照して、仮想化ソフトウェアから、本製品が動作する仮想マシンを削除してください。
注意
本製品が使用していたバケット上のオブジェクトは削除しないでください。
旧製品(V1.0.x)の起動
旧製品の仮想アプライアンスを起動します。
仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照して、仮想化ソフトウェアから、旧製品が動作する仮想マシンを起動してください。