切戻し手順の流れは以下のとおりです。
図C.3 VMware vSphere環境の切戻し手順
本製品(V1.1.0)の停止
「6.6.1 システムの停止方法」を参照して、本製品を停止してください。
旧製品(V1.0.x)の仮想ディスクの移動
旧製品の仮想ディスクファイルを本製品フォルダーから旧製品のフォルダーに移動します。
例として、vSphere Clientを使った手順を以下に示します。
vSphere Clientを起動し、[構成]タブから「ストレージ」をクリックします。
本製品が配置されているデータストアを右クリックし、[データストアの参照]をクリックします。
本製品のフォルダーに移動し、2つの仮想ディスクファイル(システム領域用、キャッシュ領域用)を同時選択後、右クリックし、[移動先]をクリックします。
[アイテムの移動先]ダイアログにおいて、旧製品のフォルダーを選択し、「移動」をクリックします。
本製品(V1.1.0)の削除
本製品の仮想アプライアンスを削除します。
仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照して、仮想化ソフトウェアから、本製品が動作する仮想マシンを削除してください。
注意
本製品が使用していたバケット上のオブジェクトは削除しないでください。
旧製品(V1.0.x)の起動
旧製品の仮想アプライアンスを起動します。
仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照して、仮想化ソフトウェアから、旧製品が動作する仮想マシンを起動してください。