複写元システムが運用中に被災した場合の複写先システムの運用について説明します。
図2.17 被災時の運用の概要
複写元システムが被災した場合の複写先システムの運用操作には以下があります。
被災の認識
利用者が複写元システムの被災を判断します。
RERUNログの抽出
未抽出のRLCからRERUNログを抽出します。
RERUNログの反映
未抽出のRLCから抽出したRERUNログを反映します。
使用中RLCからのRERUNログの抽出
使用中RLCから抽出可能なRERUNログを抽出します。
使用中RLCからのRERUNログの反映
使用中RLCから抽出したRERUNログを反映します。
被災時のデータベースの復旧
RERUNログの反映が完了すると、利用者は利用者業務とデータベースの整合性などのチェックを行い、データベースを復旧します。
利用者業務の再開
データベースの復旧が終わると、利用者業務の運用を再開します。
参照
本章では被災時の運用の概要について説明しています。被災時の運用の詳細については、“Active DB Guard 運用ガイド”を参照してください。