定常運用の流れについて説明します。
図2.11 運用の流れ
定常運用に行う操作には以下があります。
起動
RERUNログの抽出
RERUNログの反映
RLCの退避
停止
ポイント
Active DB Guardの起動と停止、運用操作はRLPの単位で行います。
Active DB Guardを起動するには、両システムのRLPをオンラインにします。両システムでRLPをオンラインにすると、それぞれのシステムで相手システムのオンラインを確認し、コネクション状態へと状態が遷移します。コネクション状態になると、運用が開始します。
以下に運用の開始手順を示します。
図2.12 Active DB Guardの起動の概要
参照
本章では起動の概要について説明しています。起動の詳細については、“Active DB Guard 運用ガイド”を参照してください。
RLCファイルが満杯になると、RLC交替が行われ、メッセージを出力します。このメッセージを契機にRERUNログの抽出操作を実施します。
以下に運用の操作手順を示します。
図2.13 RERUNログの抽出
参照
本章ではRERUNログの抽出の概要について説明しています。RERUNログの抽出の詳細については、“Active DB Guard 運用ガイド”を参照してください。
RLC交替については“A.3 RLC交替”を参照してください。
RLCファイルからRERUNログの抽出が完了すると、メッセージを出力します。このメッセージを契機にRERUNログの反映を実施します。
以下に運用の操作手順を示します。
図2.14 RERUNログの反映の概要
参照
本章ではRERUNログの反映の概要について説明しています。RERUNログの反映の詳細については、“Active DB Guard 運用ガイド”を参照してください。
RLCファイルが満杯になると、RLC交替が発生し、メッセージを出力します。このメッセージを契機にRLCの退避を実施します。
退避したRLC退避ファイルは、複写先システムでの運用状況にあわせて削除します。削除する最短の契機は、RERUNログの抽出を完了した時点です。
以下に運用の操作手順を示します。
図2.15 RLCの退避の概要
参照
本章ではRLCの退避の概要について説明しています。RLCの退避の詳細については、“Active DB Guard 運用ガイド”を参照してください。
運用を停止するには両システムのRLPをオフラインにします。両システムでオフラインになると、運用が停止した状態になります。運用の停止時には、まず、利用者業務を停止し、その後、Active DB Guardの停止を行います。その際、運用の停止操作として、RLCファイルの退避やRERUNログの抽出などの操作を行います。
以下に運用の停止手順を示します。
図2.16 運用の停止の概要
参照
本章では停止の概要について説明しています。運用の停止の詳細については、“Active DB Guard 運用ガイド”を参照してください。