翻訳前ソース変換機能が出力する変換結果出力ファイルについて説明します。
翻訳前ソース変換機能は、プログラムの変換結果を変換結果出力ファイルに出力します。
変換結果出力ファイルの出力形式
NetCOBOL Vxx.x.x 2018年02月15日(木) 13時35分50秒 ** 変換情報 ** 変換種別 = m … [1] 変換情報ファイル名 = A.ini … [2] 変換オプション 確定値 … [3] CONSTANT A(2),B"ABC" DIRECTIVE P64 … 翻訳オプション … [4] ENCODE(SJIS) RSV(V1100) … ** ファイル情報 ** … [5] 変換元ソースプログラム=A.COB 変換後ソースプログラム=.¥out¥A.COB 修飾値 種別 ファイル名 [6] [7] [8] 1 IN COPY001.CBL 1 OUT .¥out¥COPY001.CBL ** 変換項目情報 ** 行番号 変換ID 重大度コード 詳細情報 [9] [10] [11] [12] 5 m0306 W SWITCH 8はSWITCH 0と同義です.同じ外部スイッチを意味します. 11 m0404 I 1-1 m0404 I 13 m0101 I 15 m0101 I 17 m0101 I 18 m0107 I RESUME RSV(V90) 20 m0107 I RESUME RSV(V90) 21 m0107 I RESUME RSV(V90) ** 変換結果 ** 変換に要した時間 = 1.88 秒 … [13] 最大重大度コード = W … [14]
-CVオプションで指定した変換種別を表示します。
-CVオプションで指定した変換情報ファイル名を表示します。指定がない場合、空白を表示します。
確定した変換オプションの一覧を表示します。
変換時に有効となる翻訳オプションのうち、確定した翻訳オプションを表示します。
変換元および変換後ソースプログラムのパス名を表示します。
変換元および変換後登録集原文ファイル情報を識別する番号です。COPY命令に対して、1から1きざみに割り当てます。
続くファイル名の種別を以下の値で表示します。
IN
変換元ソースプログラムから取り込まれた登録集原文のパス名を表示します。
OUT
変換後登録集原文のパス名を表示します。変換後登録集原文が作成されない場合は、表示しません。
パス名を表示します。
変換をした変換元ファイルの行番号を以下の形式で表示します。
[修飾値-]行番号
変換をした変換IDを表示します。
変換をした重大度コードを表示します。
変換IDごとに、詳細情報がある場合に表示します。また、変換IDの重大度コードがW以上の場合、変換メッセージを表示します。
変換に要した時間を表示します。
最大重大度コードを表示します。