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Interstage Application Server V12.1.0 移行ガイド
FUJITSU Software

6.7.4 Interstage Application Server V5.xからの移行方法

Interstage Application Server V5.x(Interstage V5.x)からの移行方法を説明します。


以前のバージョン・レベルで使用していたデータベース連携サービスを動作させるためには以下の移行手順が必要です。ここではその移行方法について説明します。

configファイルの移行

configファイルの移行は、以前のバージョン・レベルのJava実行環境と異なるJava環境においてJTS用リソース管理プログラムを使用する場合に必要となります。
configファイルの「PATH=」行にJTSリソース管理プログラムで利用するjavaコマンドへのフルパスを定義します。


以下に移行手順を示します。

  1. Interstageを停止します。

  2. configファイルの「PATH」行を参照し、現在のJava環境に修正します。

    PATH=C:\Interstage\JDK8\bin\java.exe

JavaVersionの移

JavaVersionの移行は、以前のバージョン・レベルにおいて、JTS用リソース管理プログラムが利用するJDK/JREを設定している場合に必要となります。

ポイント

JDK/JREが設定されているかは、RMP.propertiesに「JavaVersion=」行が存在するかで判断できます。


以下に移行手順を示します。

  1. JTS用リソース管理プログラムが停止していることを確認してください。

    otsalive
  2. RMP.propertiesファイルから「JavaVersion=」の行を削除してください。

  3. configファイルの「JAVA_VERSION=」行を以下に修正してください。

    JAVA_VERSION=14