Interstage Application Server V5.x(Interstage V5.x)からの移行方法を説明します。
以前のバージョン・レベルで使用していたデータベース連携サービスを動作させるためには以下の移行手順が必要です。ここではその移行方法について説明します。
configファイルの移行
configファイルの移行は、以前のバージョン・レベルのJava実行環境と異なるJava環境においてJTS用リソース管理プログラムを使用する場合に必要となります。
configファイルの「PATH=」行にJTSリソース管理プログラムで利用するjavaコマンドへのフルパスを定義します。
以下に移行手順を示します。
Interstageを停止します。
configファイルの「PATH」行を参照し、現在のJava環境に修正します。
PATH=C:\Interstage\JDK8\bin\java.exe
JavaVersionの移行
JavaVersionの移行は、以前のバージョン・レベルにおいて、JTS用リソース管理プログラムが利用するJDK/JREを設定している場合に必要となります。
ポイント
JDK/JREが設定されているかは、RMP.propertiesに「JavaVersion=」行が存在するかで判断できます。
以下に移行手順を示します。
JTS用リソース管理プログラムが停止していることを確認してください。
otsalive
RMP.propertiesファイルから「JavaVersion=」の行を削除してください。
configファイルの「JAVA_VERSION=」行を以下に修正してください。
JAVA_VERSION=14