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Interstage Application Server V12.1.0 移行ガイド
FUJITSU Software

6.5.5 Interstage Application Server V6.0での変更内容

Interstage Application Server 6.0(Interstage V6.0)での変更内容を説明します。

イベントサービスのセットアップ、アンセットアップ

イベントサービスおよびイベントファクトリのサービスのスタートアップの種類が「手動」に変更されました。イベントサービスおよびイベントファクトリの起動は、Interstage管理コンソールを使用して操作してください。
サービスのスタートアップの種類を確認するには、Administrator権限でログインし、Windows(R)の管理ツールの「サービス」を起動して、"EventService"および"EventFactory"のスタートアップの種類を参照します。サービスのスタートアップの種類を変更する場合は、"EventService"または"EventFactory"を選択し、[スタートアップ]または[プロパティ]により行います。


イベントチャネルの起動

イベントサービスの起動時にイベントチャネルを自動的に起動するモードがサポートされました。これにより、Interstage V5.x以前までInterstageの起動(イベントサービスの起動)後に行っていたイベントチャネルの起動処理が不要となりました。
イベントチャネル自動起動の設定は、Interstage管理コンソールまたはイベントサービス運用コマンド(essetcnf、essetcnfchnl)を使用して変更することができます。初期値は「自動起動する」です。



esstartコマンドを使用してイベントサービスを起動する場合は、CORBAサービス(ネーミングサービスを含む)の起動が完了している必要があります。


イベントサービス運用コマンドの省略値変更について

Interstage V6.0以降では、イベントサービス運用コマンド(essetcnf、esmkunit)の省略値が以下のように変更されました。
Interstage V5.x以前と同じ値でセットアップを行う場合は、値を省略せずにInterstage V5.x以前の省略値を指定してイベントサービス運用コマンドを実行してください。イベントサービス運用コマンドの詳細については、「リファレンスマニュアル(コマンド編)」を参照してください。

コマンド名

オプション/指定項目

V5.x以前の省略値

V6.0以降の省略値

essetcnf

-s -ltime

300

0

essetcnf

-s -sthmax

8

100

essetcnf

-s -conenum

50

100

essetcnf

-s -supenum

50

100

essetcnf

-s -ltrntime

604800

300

essetcnf

-s -pltime

604800

0

esmkunit

ユニット定義ファイルの項目shmmax

8

80