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Interstage Studio V12.1 インストールガイド
FUJITSU Software

2.5 インストール時のトラブル対処方法

環境変数の設定に失敗した場合

インストール終了時に以下のいずれかのメッセージが表示された場合、環境変数の設定に失敗しています。

上記の場合、以下の手順に従ってシステム環境変数のPATH変数、CLASSPATH変数を設定してください。
ただし、直前に「Java EE 7のセットアップでエラーが発生しました。」のダイアログが表示された場合は、"Java EE 7機能のセットアップに失敗した場合"を参照してください。

  1. PATH、CLASSPATHの各変数の内容(変数値)を表示します。

    • [コントロールパネル]の[システムとセキュリティ]を選択します。次に[システム]を選択し、[設定の変更]をクリックします。[詳細設定]タブから[環境変数]をクリックします。[システム環境変数]内の"PATH"、"CLASSPATH"部を選択し、[編集]をクリックして[システム変数の編集]画面を表示します。[変数値]ボックス内に、現在の変数値が表示されます。

  2. 不必要なパスを削除します。

  3. 以下に示す各ファイルに記述されている変数値を各環境変数に追加します。

    • <インストールフォルダ>\IDE\1201\path.txt
      PATH変数に追加する設定値です。システム環境変数に追加します。

    • <インストールフォルダ>\IDE\1201\classpath.txt
      CLASSPATH変数に追加する設定値です。システム環境変数に追加します。

  4. [OK]をクリックして、設定した内容を格納します。

  5. コンピュータを再起動します。

リモートデスクトップサービスが実行モードの場合

インストール時に以下の現象が発生した場合、リモートデスクトップサービスが実行モードの可能性があります。

上記の場合、本製品をアンインストールしたあと、以下のコマンドを実行して、リモートデスクトップサービスをインストールモードに変更し、再度インストールを実施してください。

CHANGE USER /INSTALL

本製品のインストール完了後、以下のコマンドを実行して、リモートデスクトップサービスを実行モードに変更してください。

CHANGE USER /EXECUTE

インストール処理がハングアップした場合の対処

インストールフォルダ名に指定できない文字が含まれていた場合や、セットアップステータス表示中にキャンセル操作を実施した場合に、サービスの登録や起動に失敗した旨のポップアップメッセージが表示され、インストール処理がハングアップすることがあります。
このような状態になった場合は"付録A インストール環境の削除"を参照し、Interstage Studioの資産・情報を手動で削除したあと、本製品の再インストールを実施してください。

Java EE 7機能のセットアップに失敗した場合

インストール中、ダイアログに「Java EE 7のセットアップでエラーが発生しました」と表示された場合は、環境変数TMPフォルダ配下に出力されるf5drinst_1201.logを参照してください。

上記ファイル中にメッセージ番号がIJ7INITで始まるメッセージが出力されている場合は、メッセージに従って原因を取り除いてから再度インストールを行ってください。

同時に、環境変数の設定に失敗した場合は、アンインストールして、環境変数PATHから不要な値を削除してから再度インストールを行ってください。インストール時に環境変数PATHに指定する値の長さは1024[byte]以下に設定します。アンインストールに失敗する場合は、"付録A インストール環境の削除"を参照して対処してください。


Java EE 6機能のセットアップに失敗した場合

インストール中、ダイアログに「Java EE 6のセットアップでエラーが発生しました」と表示された場合は、環境変数TMPフォルダ配下に出力されるf5drinst_1201.logを参照してください。

上記ファイル中にメッセージ番号がIJ6INITで始まるメッセージが出力されている場合は、メッセージに従って原因を取り除いてから再度インストールを行ってください。

Interstage HTTP Server 2.2サービス登録処理でエラーが発生した場合

以下に該当する場合、オペレーティングシステムに必要な更新プログラムがインストールされていません。

上の条件に合致する場合は、以下の作業を実施してください。

  1. 本製品をアンインストールする。
    アンインストールに失敗する場合は、"付録A インストール環境の削除"に従って対処してください。

  2. オペレーティングシステムに最新の更新プログラムをインストールする。

  3. 本製品を再度インストールする。