動作環境変数を変更するためには、そのホスト上で以下のコマンドを実行してください。
wvSetparam <動作環境変数> <設定値>
<動作環境変数>と一致する動作環境変数の値を<設定値>に変更します。
実行時には、変更後の動作環境変数の情報が以下の表示形式で表示されますので確認してください。
表示形式:
<属性>:<動作環境変数> <設定値>
プライマリ管理サーバのIPアドレスを10.20.30.41に変更する場合
Web-Based Admin View の停止
"6.1 停止"を参照し、全ての管理サーバおよび監視ノードのWeb-Based Admin Viewを停止します。
設定の変更
# /etc/opt/FJSVwvbs/etc/bin/wvSetparam primary-server 10.20.30.41
sys:primary-server 10.20.30.41
Web-Based Admin View の再起動
再起動方法に関しては、"6.2 再起動"を参照してください。
なお、指定した<動作環境変数>と一致する動作環境変数が存在しない場合以下のエラーが表示されます。
"No such key 指定した動作環境変数名"
注意
wvSetparamコマンドでは、適切な値が指定されているかのチェックを行っておりません。そのため、設定/変更を行う場合には、動作環境変数に対する設定値が適切な値(有効な範囲内の値)かどうか確認しながら設定してください。設定値の有効範囲については、"4.5.1 動作環境変数"の表を参照してください。
属性値に”sys”を持つ動作環境変数の値を変更する場合は、全ての管理サーバおよび監視ノードでWeb-Based Admin Viewを停止した後、全ての管理サーバおよび監視ノードで同じ値を設定してください。
設定終了後、"6.2 再起動"を参照してWeb-Based Admin Viewの再起動を行ってください。
プライマリ管理サーバ、セカンダリ管理サーバ、およびhttpipに設定できるのは、IPアドレスのみです。