4.5.1 動作環境変数

以下に、Web-Based Admin Viewが内部で管理している動作環境変数と、動作環境設定メニューで参照、変更可能なパラメタの対応を示します。

表4.4 動作環境変数一覧
属性	動作環境変数	設定値		意味
usr	look-and-feel	Metal,CDE/Motif,Windows,Any		Look&Feel
usr	locale	japanese, english		表示言語
usr	c-tlog-debug	on, off		クライアント詳細トレース
usr	out-time	離席監視をする場合： nnnn （最小値：10 最大値：60）離席監視をしない場合： 0	分	離席監視時間
sys	primary-server	IPアドレス		プライマリ管理サーバIPアドレス
sys	secondary-server	IPアドレス		セカンダリ管理サーバIPアドレス
sys	keep-time	nnnn（最小値：5 最大値：60）	秒	クライアント・管理サーバ間接続監視時間
sys	health-time	nnnn（最小値：5 最大値：60）	秒	管理サーバ・監視ノード間接続監視時間
sys	retry-time	nnnn （最小値：5 最大値：300）	秒	接続再施行間隔
sys	s-llog-vol	nnnn （最小値：50 最大値：500）	Kbyte	認証ログファイルサイズ
sys	s-llog-num	nnnn （最小値：2 最大値：10）		認証ログファイル数
sys	s-olog-vol	nnnn（最小値：50 最大値：500）	Kbyte	操作ログファイルサイズ
sys	s-olog-num	nnnn （最小値：2 最大値：10）		操作ログファイル数
sys	s-elog-vol	nnnn （最小値：50 最大値：500）	Kbyte	イベントログファイルサイズ
sys	s-elog-num	nnnn （最小値：2 最大値：10）		イベントログファイル数
sys	s-tlog-vol	nnnn（最小値：50 最大値：1000）	Kbyte	管理サーバトレースログファイルサイズ
sys	s-tlog-num	nnnn （最小値：2 最大値：10）		管理サーバトレースログファイル数
sys	s-tlog-debug	on, off		管理サーバ詳細トレースログ
sys	n-tlog-vol	nnnn （最小値：50 最大値：1000）	Kbyte	監視ノードトレースログファイルサイズ
sys	n-tlog-num	nnnn （最小値：2 最大値：10）		監視ノードトレースログファイル数
sys	n-tlog-debug	on, off		監視ノード詳細トレースログ
sys	group-addr	IPアドレス		管理サーバーグループアドレス
sys	server-ha	on, off		セカンダリ管理サーバ自動選出
sys	lang	C, ja		Web-Based Admin Viewが動作する言語環境。C:英語、ja:日本語で動作します。この変数が設定されていない場合、英語環境で動作します。
local	mip	IPアドレスまたはホスト名		自ホストを識別するためのIPアドレス/ホスト名（管理サーバと監視ノード間で通信を行うための情報）
local	httpip	IPアドレス		WWWサーバのIPアドレス
local	server-election	on, off		セカンダリ管理サーバ選出対象

nnnn：正数値,

IPアドレス：IPv4アドレス、またはIPv6アドレス

ホスト名：ホスト名

注意

wvSetparamコマンドでは、適切な値が指定されているかをチェックしません。そのため、設定／変更を行う場合には、動作環境変数に対する設定値が適切（有効な範囲内の値）かを確認しながら設定してください。
nnn.nnn.nnn.nnn には、"255.255.255.255"、もしくは範囲外の値を設定すると、Web-Based Admin Viewが起動しません。
mipにホスト名を使用する場合には、クライアントおよびサーバにおいて、指定したホスト名の名前解決ができる環境にしておく必要があります。
プライマリ管理サーバ、セカンダリ管理サーバ、およびhttpipに設定できるのは、IPアドレスのみです。