Web-Based Admin View GUI画面を利用する全てのユーザ
Web-Based Admin Viewのための動作環境を設定します。
ポイント
動作環境の参照と設定には、動作環境設定画面から行う方法と各管理サーバおよび監視ノード上で直接、コマンドを実行して行う方法があります。ここでは動作環境設定画面で行う方法について説明します。
なお、動作環境設定画面で変更する場合には、原則として全ての監視ノードが起動されていて、かつ、それらがプライマリ管理サーバに接続されているという状態が条件となります。起動されていない監視ノードや、プライマリ管理サーバ監視対象になっていないノードが存在する場合には、"4.5 コマンドによる参照/変更方法"を参照して、各ノード上で設定を行ってください。
Web-Based Admin Viewの動作環境設定画面には、以下の3種類の機能が用意されており、タブを選択することで、いずれかの動作環境を設定する画面を表示できます。
利用者環境
システム環境
ノード別環境
それぞれ、機能に応じて用途、対象利用者、設定値の反映タイミングが異なります。
利用者環境 | システム環境 | ノード別環境 | |
---|---|---|---|
機能(用途) | 一次的な動作条件の設定 | システム全体の動作設定 | 各監視ノード固有の設定 |
利用者(権限) | Web-Based Admin Viewの全ユーザ | rootユーザ、または管理者グループ(wvroot)に属するユーザ (*1) | rootユーザ、または管理者グループ(wvroot)に属するユーザ (*1) |
設定できるタイミング | Web-Based Admin Viewが起動している間 | ||
反映されるタイミング (*2) | <完了> →0052に<はい>で応答後すぐ反映 | <完了> →0051に<はい>で応答 →0015に<確認>で応答 →ログアウト操作 (*3) →{管理サーバのWeb-Based Admin View自動再起動} →0003の表示時、反映 | <完了> →0059に<はい>で応答 →0015に<確認>で応答 →ログアウト操作 (*3) →{管理サーバのWeb-Based Admin View自動再起動} →0003の表示時、反映 |
(*1) その他のユーザ権限で動作環境設定画面を表示した場合、[システム環境]、および[ノード別環境]タブは表示されていないため、設定できません。
(*2) 動作環境設定で<完了>を選択後から設定値が反映されるまでの操作の流れを説明します。
00xx:表示されるメッセージの番号を表します。
(*3) ログアウト操作は、指示に従って、必ず管理サーバに接続している全てのクライアントで行ってください。Web-Based Admin Viewの自動再起動は全クライアントのログアウトを待って行われます。0051,0059のメッセージに<はい>で応答すると、管理サーバに接続している全てのクライアント上で0015のメッセージが表示されますので、必ず全てのクライアントでログアウト操作を行ってください。Web-Based Admin Viewは、全てのクライアントがログアウトしていない場合でも、一定時間(10分)経過すると、自動再起動します。そのため、ログアウトしていないクライアントは、強制的にログアウトされ、0007のメッセージが表示されます。
注意
設定を何も変更しないで動作環境設定を終了する場合は、<中止>を選択してください。