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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能使用手引書
FUJITSU Software

A.4.2 仮想L-Serverの接続ネットワークを運用ネットワークに変更するためのネットワーク変更用XMLファイル

ここでは、仮想L-Serverの接続ネットワークを運用ネットワークに変更するためのネットワーク定義情報(XML)について説明します。

目的

仮想L-Serverの接続ネットワークを運用ネットワークに変更するために必要なXMLファイルです。

なお、運用ネットワーク変更用XMLファイルの作成と格納は、本製品の運用中でも実施できます。


運用ネットワーク変更用XMLファイルの作成方法

  1. 以下のコマンドを実行し、変更のベースとなるXMLを出力します。

    > rcxadm lserver show -name L-Server名 -format xml <RETURN>
  2. 出力されたXMLファイルから不要な情報を削除し、「仮想L-Server向けネットワーク変更用XMLファイルの書式」のように編集します。

    Resourcesタグ、LServerタグ、NICsタグが必要です。

    運用ネットワークの内容に応じて、NetworkLinkタグのname、および、IpAddressタグのaddressを変更してください。


運用ネットワーク変更用XMLファイルの書式

仮想L-Server向けネットワーク変更用XMLファイルの書式」を参照してください。


運用ネットワーク変更用XMLファイルの保存場所

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\files\avmgr

運用ネットワーク変更用XMLファイルの名前

unquarantine_L-Server名.xml

参考

  • 複数のNICが接続された環境の場合

    複数のNICが定義されたL-Serverを隔離する場合は、NICタグに囲まれた行をNICの数だけ記載し、すべてのNICに運用ネットワークをつなぐように設定します。

    それぞれのNICに同じネットワークを指定しても問題はありません。

  • XMLファイルの保存場所を初期値から変更する場合

    XMLファイルの保存場所を初期値から変更する場合には、定義ファイルを作成します。

    定義ファイルの詳細は、「A.5 ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリ定義ファイル」を参照してください。