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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 検疫ネットワークへの自動隔離機能使用手引書
FUJITSU Software

A.5 ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリ定義ファイル

ここでは、ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリ定義ファイルについて説明します。

目的

ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリを初期値から変更する場合に本定義ファイルを作成します。

本機能でL-Serverを隔離するために使用するネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリの初期値は以下のとおりです。

ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリの初期値

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\files\avmgr

本定義ファイルを編集した後の、本製品のマネージャーのサービス再起動は不要です。


定義ファイルの書式

定義ファイルの格納場所

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

参考

上記の格納場所には、定義ファイルのサンプル(avmgr.rcxprop.sample)が格納されています。
サンプルを流用する場合、ファイルの内容を変更したあと、ファイル名に含まれる".sample"を削除して配置してください。

定義ファイルの名前

avmgr.rcxprop

文字コード

【Windowsマネージャー】
UTF-8

改行コード

【Windowsマネージャー】
CR/LF

定義ファイルの形式

以下の形式で記述します。

avmgr.lserver_xml_dir=保存ディレクトリ
定義ファイルの指定項目
avmgr.lserver_xml_dir

ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリを指定します。

存在しないディレクトリを指定した場合、L-Serverの検疫ネットワークへの隔離、またはL-Serverの運用ネットワークへの復旧が失敗します。

定義ファイルの形式が誤っている場合、ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリは初期値となります。

avmgr.lserver_xml_dir=c:\xml