ここでは、RORコンソールのツリーについて説明します。
図A.16 ツリーパネル
ツリーパネルでは、上にあるツリーの種類が表示された箇所をクリックして選択することで、以下のツリーが表示されます。
サーバリソース
ネットワークデバイス
電力監視デバイス
管理製品
ストレージツリー
オーケストレーションツリー
本製品で管理するシャーシ、サーバ、物理OS、VMホスト、VMゲストおよびLANスイッチブレードがツリー構造で表示されます。リソースの表示順序は登録された順序になります。なお、シャーシが登録された際にブレードサーバが検出された場合、ブレードサーバは検出された順番に並びます。
ツリー上には、リソースを表すアイコンとリソース名が表示されます。各リソースを表すアイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
登録が完了していないリソース名の末尾には、以下のリソースの登録状況を示す文字列が表示されます。
[未登録] | リソースを検出し、まだ登録していない状態 |
[登録中] | 登録処理を実行中の状態 |
[管理サーバ] | シャーシの中に管理サーバが含まれている場合 |
ブレードビューアでラベルを設定した場合、各物理OS、VMホストおよびVMゲストのリソース名の末尾にラベル名が表示されます。
リソース名(ラベル名) |
ツリー上のリソースをクリックすると、メインパネルに選択したリソースの情報が表示されます。右クリックするとポップアップメニューが表示され、各種操作が行えます。
ポップアップメニューについては、「A.2.2 ポップアップメニュー一覧」を参照してください。
リソースに異常が発生した場合、該当するリソースアイコン上に異常を示す状態アイコンが表示されます。
状態アイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
状態アイコンが表示されているリソースをクリックし、メインパネルにリソースの情報を表示して、故障箇所の調査を行ってください。
参考
VMware vCenter Serverと連携しているVMホストの場合、VMware vCenter Serverへの登録時に入力した登録名(IPアドレスまたはホスト名)が表示されます。
本製品で管理するLANスイッチブレード以外のネットワークデバイス(ファイアーウォール、サーバロードバランサー、L2スイッチ、イーサネット・ファブリックおよび管理ホスト)およびVFABが、ツリー構造で表示されます。リソースの表示順序はリソース名の辞書順になります。
ツリー上には、リソースを表すアイコンとリソース名が表示されます。
ネットワークデバイスがConverged Fabricの場合、配下にVFABが表示されます。
ネットワークデバイスが管理ホストの場合、配下に管理対象のネットワークデバイス(仮想アプライアンス)が表示されます。
各リソースを表すアイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
登録が完了していないリソース名の末尾には、以下のリソースの登録状況を示す文字列が表示されます。
[未登録] | リソースを検出し、まだ登録していない状態 |
[登録中] | 登録処理を実行中の状態 |
リソースに異常が発生した場合、該当するリソースアイコン上に異常を示す状態アイコンが表示されます。
状態アイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
状態アイコンが表示されているリソースをクリックし、メインパネルにリソースの情報を表示して、故障箇所の調査を行ってください。
本製品が消費電力の監視のために使用する電力監視デバイス(PDUまたはUPS)がツリー構造で表示されます。
各電力監視デバイスを表すアイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
ツリー上の電力監視デバイスをクリックすると、メインパネルに選択した電力監視デバイスの情報が表示されます。右クリックするとポップアップメニューが表示され、各種操作が行えます。
ポップアップメニューについては、「A.2.2 ポップアップメニュー一覧」を参照してください。
本製品と連携する管理製品(vCenter Server、SCVMM、OVM Manager、VIOM、ISM、またはSVFAB)がツリー構造で表示されます。
各管理製品を表すアイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
ツリー上の管理製品をクリックすると、メインパネルに選択した管理製品の情報が表示されます。右クリックするとポップアップメニューが表示され、各種操作が行えます。
ポップアップメニューについては、「A.2.2 ポップアップメニュー一覧」を参照してください。
ストレージツリーでは、本製品で管理する以下のリソースがツリー構造で表示されます。
ストレージ管理製品
ストレージ装置
RAIDグループ
LUN
VMゲストの仮想ディスク
L-Serverとリソースプールを管理、操作します。
ログインした人がアクセスできるすべてのリソースが表示されます。表示されるリソースは、ロールとアクセス権の設定によって異なります。
以下のリソースの状態がツリー構造で表示されます。
リソースフォルダーとL-Server
リソースプール、およびリソースプールに登録されたリソース
なお、各ツリーの最上位のリソースフォルダーをルート(root)フォルダーと呼びます。標準では、ルートフォルダーだけが存在します。
オーケストレーションツリーでは、以下の情報が表示されます。
リソース一覧
ツリー上のリソースを選択した場合、関連するリソースの情報が表示されます。
リソース詳細
ツリー上のリソースを選択した場合、リソースの詳細な情報が表示されます。また、連携ソフトウェアの画面を起動できます。
利用可能プール
利用できるリソースプールの一覧が表示されます。
テンプレート一覧
利用できるL-Serverテンプレートの一覧が表示されます。
L-ServerテンプレートからL-Serverを作成できます。
ツリー上には、リソースの種別ごとに、名前の昇順でリソースが表示されます。
同一リソース種別での表示順序の設定は、以下の方法で行います。
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data
gui_config.rcxprop
RESOURCE_TREE_SORT_ORDER=RESOURCE_TREE_ORDER
同一リソース種別での表示順序を指定します。
name: リソースの名前の昇順で表示されます。
registered: リソースの登録順または作成順で表示されます。
注意
定義ファイルを編集したあと、設定を有効にするためには、マネージャーの再起動を行います。
サーバツリーに表示されるブレードサーバなど、一部のリソースの表示順序は変更できません。