ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

A.4 ツリーパネル

ここでは、RORコンソールのツリーについて説明します。

図A.16 ツリーパネル

ツリーパネルでは、上にあるツリーの種類が表示された箇所をクリックして選択することで、以下のツリーが表示されます。

サーバリソース

本製品で管理するシャーシ、サーバ、物理OS、VMホスト、VMゲストおよびLANスイッチブレードがツリー構造で表示されます。リソースの表示順序は登録された順序になります。なお、シャーシが登録された際にブレードサーバが検出された場合、ブレードサーバは検出された順番に並びます。
ツリー上には、リソースを表すアイコンとリソース名が表示されます。各リソースを表すアイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
登録が完了していないリソース名の末尾には、以下のリソースの登録状況を示す文字列が表示されます。

表A.39 リソース登録状況

[未登録]

リソースを検出し、まだ登録していない状態

[登録中]

登録処理を実行中の状態

[管理サーバ]

シャーシの中に管理サーバが含まれている場合

ブレードビューアでラベルを設定した場合、各物理OS、VMホストおよびVMゲストのリソース名の末尾にラベル名が表示されます。

表示形式

リソース名(ラベル名)

ツリー上のリソースをクリックすると、メインパネルに選択したリソースの情報が表示されます。右クリックするとポップアップメニューが表示され、各種操作が行えます。
ポップアップメニューについては、「A.2.2 ポップアップメニュー一覧」を参照してください。

リソースに異常が発生した場合、該当するリソースアイコン上に異常を示す状態アイコンが表示されます。
状態アイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
状態アイコンが表示されているリソースをクリックし、メインパネルにリソースの情報を表示して、故障箇所の調査を行ってください。

参考

VMware vCenter Serverと連携しているVMホストの場合、VMware vCenter Serverへの登録時に入力した登録名(IPアドレスまたはホスト名)が表示されます。


ネットワーク

本製品で管理するLANスイッチブレード以外のネットワークデバイス(ファイアーウォール、サーバロードバランサー、L2スイッチ、イーサネット・ファブリックおよび管理ホスト)およびVFABが、ツリー構造で表示されます。リソースの表示順序はリソース名の辞書順になります。

ツリー上には、リソースを表すアイコンとリソース名が表示されます。
ネットワークデバイスがConverged Fabricの場合、配下にVFABが表示されます。
ネットワークデバイスが管理ホストの場合、配下に管理対象のネットワークデバイス(仮想アプライアンス)が表示されます。
各リソースを表すアイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。

登録が完了していないリソース名の末尾には、以下のリソースの登録状況を示す文字列が表示されます。

表A.40 リソース登録状況

[未登録]

リソースを検出し、まだ登録していない状態

[登録中]

登録処理を実行中の状態

リソースに異常が発生した場合、該当するリソースアイコン上に異常を示す状態アイコンが表示されます。
状態アイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。

状態アイコンが表示されているリソースをクリックし、メインパネルにリソースの情報を表示して、故障箇所の調査を行ってください。


電力監視デバイス

本製品が消費電力の監視のために使用する電力監視デバイス(PDUまたはUPS)がツリー構造で表示されます。
各電力監視デバイスを表すアイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。
ツリー上の電力監視デバイスをクリックすると、メインパネルに選択した電力監視デバイスの情報が表示されます。右クリックするとポップアップメニューが表示され、各種操作が行えます。
ポップアップメニューについては、「A.2.2 ポップアップメニュー一覧」を参照してください。


管理製品

本製品と連携する管理製品(vCenter Server、SCVMM、OVM Manager、VIOM、ISM、またはSVFAB)がツリー構造で表示されます。
各管理製品を表すアイコンについては、「運用ガイド CE」の「11.2 リソース状態」を参照してください。

ツリー上の管理製品をクリックすると、メインパネルに選択した管理製品の情報が表示されます。右クリックするとポップアップメニューが表示され、各種操作が行えます。
ポップアップメニューについては、「A.2.2 ポップアップメニュー一覧」を参照してください。


ストレージツリー

ストレージツリーでは、本製品で管理する以下のリソースがツリー構造で表示されます。

  • ストレージ管理製品

  • ストレージ装置

  • RAIDグループ

  • LUN

  • VMゲストの仮想ディスク


オーケストレーションツリー

L-Serverとリソースプールを管理、操作します。

ログインした人がアクセスできるすべてのリソースが表示されます。表示されるリソースは、ロールとアクセス権の設定によって異なります。

以下のリソースの状態がツリー構造で表示されます。

  • リソースフォルダーとL-Server

  • リソースプール、およびリソースプールに登録されたリソース

なお、各ツリーの最上位のリソースフォルダーをルート(root)フォルダーと呼びます。標準では、ルートフォルダーだけが存在します。

オーケストレーションツリーでは、以下の情報が表示されます。

  • リソース一覧

    ツリー上のリソースを選択した場合、関連するリソースの情報が表示されます。

  • リソース詳細

    ツリー上のリソースを選択した場合、リソースの詳細な情報が表示されます。また、連携ソフトウェアの画面を起動できます。

  • 利用可能プール

    利用できるリソースプールの一覧が表示されます。

  • テンプレート一覧

    利用できるL-Serverテンプレートの一覧が表示されます。

    L-ServerテンプレートからL-Serverを作成できます。

ツリー上に表示されるリソースの順序の設定

ツリー上には、リソースの種別ごとに、名前の昇順でリソースが表示されます。

同一リソース種別での表示順序の設定は、以下の方法で行います。

定義ファイル格納場所

【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data

定義ファイルの名前

gui_config.rcxprop

定義ファイルの書式

RESOURCE_TREE_SORT_ORDER=RESOURCE_TREE_ORDER

定義ファイルの指定項目
RESOURCE_TREE_ORDER

同一リソース種別での表示順序を指定します。

name: リソースの名前の昇順で表示されます。

registered: リソースの登録順または作成順で表示されます。

注意

  • 定義ファイルを編集したあと、設定を有効にするためには、マネージャーの再起動を行います。

  • サーバツリーに表示されるブレードサーバなど、一部のリソースの表示順序は変更できません。