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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理)
FUJITSU Software

5.13 LANスイッチ(L2スイッチ)の登録

ここでは、LANスイッチ(L2スイッチ)の登録について説明します。

LANスイッチ(L2スイッチ)の登録を以下の流れで行います。

  1. 探索」を参照し、ネットワークデバイスを探索します。

  2. 登録」を参照し、ネットワークデバイスツリーに表示されたLANスイッチ(L2スイッチ)を登録します。

注意

ここで説明している登録方法は、ROR V2.3以前またはROR Virtual EditionからROR Cloud Editionへ移行した場合に、それまで管理していたLANスイッチ(L2スイッチ)を同じ利用方法の範囲で管理したい場合に使用します。

新規にLANスイッチ(L2スイッチ)等のネットワークデバイスを登録する場合、「5.7 ネットワークデバイスの登録」で説明している方法で登録してください。


探索

  1. RORコンソールのメニューで[ツール]-[探索]-[ネットワークデバイス探索]を選択します。

    [ネットワークデバイス探索]ダイアログが表示されます。

  2. 以下の項目を設定します。

    開始IPアドレス

    ネットワークデバイスを探索するネットワーク範囲の開始IPアドレスを入力します。

    ピリオド(".")を使用して入力します。

    サブネットマスク

    探索するネットワークのサブネットマスクを入力します。
    ピリオド(".")を使用して入力します。

    個数

    探索するIPアドレスの数を1以上の値で入力します。
    指定できる個数の最大値は、サブネットマスク長のホスト数分です。

    サブネットマスクに255.255.255.0を指定した場合に指定できる範囲は、1~256です。

    SNMPコミュニティ名

    LANスイッチ(L2スイッチ)に設定したSNMPコミュニティー名を入力します。
    [public]を選択するか、任意の名前を入力します。
    半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

    指定されたネットワークの探索を開始します。
    探索が完了すると、ネットワークデバイスツリーに、検出されたLANスイッチ(L2スイッチ)が[[未登録]]状態で表示されます。


登録

  1. RORコンソールのネットワークデバイスツリーでリソースを右クリックし、表示されたメニューで[登録]-[ネットワークデバイス]を選択します。

    [ネットワークデバイスの登録]ダイアログが表示されます。

  2. 以下の項目を設定します。

    ネットワークデバイス名(管理用のノード名)

    LANスイッチ(L2スイッチ)を管理するための名前を入力します。
    半角英数字(大文字/小文字)、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された32文字以内の文字列を入力します。

    なお、初期値は、探索時に取得したネットワークデバイスの機器名称、または機器名称が取得できない場合はIPアドレスになります。

    SNMPコミュニティ名

    LANスイッチ(L2スイッチ)に設定したSNMPコミュニティー名を入力します。
    [public]を選択するか、任意の名前を入力します。
    半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

    登録されたLANスイッチ(L2スイッチ)がネットワークデバイスツリーに表示されます。

注意

探索したネットワークデバイスのIPアドレスの値を、登録していない別のネットワークデバイスの値にして登録できる場合がありますが、運用上不整合が生じます。
登録対象のネットワークデバイスに対して別の機器のIPアドレスを指定して登録した場合、「9.4.2 ネットワークデバイスの削除」を参照して登録対象のネットワークデバイスを削除したあと、再度ネットワークデバイスの探索と登録を行ってください。