ここでは、シャーシの登録について説明します。
シャーシを登録すると、オプション設定で電力監視が行えます。
電力のデータ採取を行う場合、「7.8.1 環境データ設定の変更」を参照し、電力のデータを採取する設定に変更してください。
電力監視をサポートしている装置については、「解説書」の「6.2 ハードウェア環境」を参照してください。
シャーシを登録することで、シャーシに搭載されているサーバブレードが自動検知され、サーバリソースツリーに未登録サーバとして表示されます。これらのサーバに対して管理対象サーバを登録してください。
管理対象サーバの登録については、「5.4.2 ブレードサーバの登録」を参照してください。
以下の手順で、シャーシを登録します。
RORコンソールのサーバリソースツリーで"サーバリソース"を右クリックし、表示されたメニューで[登録]-[シャーシ]を選択します。
[シャーシの登録]ダイアログが表示されます。
以下の項目を設定します。
対象シャーシ内のマネジメントブレードのIPアドレスを入力します。
ピリオド(".")を使用して入力します。
管理対象とするシャーシの名前を入力します。
先頭文字を英字とし、半角英数字とハイフン("-")で構成された10文字以内の文字列を入力します。
対象シャーシ内のマネジメントブレードのSNMPコミュニティー名を入力します。
"public"を選択するか、任意の名前を入力します。
半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列を入力します。
[OK]ボタンをクリックします。
搭載されたシャーシがサーバリソースツリーに表示されます。
また、サーバブレードが搭載されている場合、自動検知されたサーバブレードが[シャーシ名-スロット番号[未登録]]で表示されます。
未登録のサーバブレードに対しては、ハードウェアの状態と情報の表示、管理対象サーバの登録だけできます。
また、マネージャーがシャーシ内のサーバブレード上で動作している場合、[シャーシ名-スロット番号[管理サーバ]]と表示されます。
なお、管理サーバは管理対象サーバとして登録できませんが、情報表示はできます。