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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 運用ガイド
FUJITSU Software

8.5.14 VDIの設定【Windowsマネージャー】

デスクトップ仮想化(VDI)を設定する方法について説明します。

8.5.14.1 VDIの有効化

L-PlatformテンプレートやL-Platformの配備時に、デスクトップ仮想化に関する設定を有効にするか否かを指定します。
以下にその手順を示します。

  1. 以下の設定ファイルをエディタで開きます。

    インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\managerview_config.xml
  2. 以下のキーと値を追加してください。

    キー名

    内容

    enable-vdi

    true: デスクトップ仮想化に関する設定を有効にします。[テンプレート]タブや[L-Platform]タブの画面から指定が可能になります。
    false: デスクトップ仮想化に関する設定を無効にします。キーが未定義の場合も同様です。

  3. ファイルを保存します。

  4. マネージャーを再起動します。

    マネージャーの再起動については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。

8.5.14.2 VDIユーザー名の設定

L-Platformの利用申請において、デスクトップ仮想化に使用するサーバに対して、利用申請者に仮想デスクトップのログインユーザー(以降、VDIユーザー)の指定を許可するか否かを設定します。
VDIユーザーの指定を許可しない場合、RORコンソールにログインしているユーザー名がVDIユーザー名として設定されます。
以下にその手順を示します。

注意

VDIユーザー名の指定を許可しない設定は、RORコンソールのログインに利用しているActive DirectoryとVDI管理製品で利用しているActive Directoryが同一の場合だけ利用可能です。

  1. 以下の設定ファイルをエディタで開きます。

    インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\config\managerview_config.xml
  2. 以下のキーと値を追加してください。

    キー名

    内容

    enable-vdi-user-specification

    true: L-Platform利用申請時にVDIユーザー名の指定を許可します。キーが未定義の場合も同様です。
    false: L-Platform利用申請時にVDIユーザー名の指定を許可しません。VDIユーザー名にはRORコンソールにログインしているユーザー名が設定されます。

  3. ファイルを保存します。


    手順2で"enable-vdi-user-specification"に"false"を指定した場合は、必ず手順4~6も合わせて実施してください。

  4. 以下の設定ファイルをエディタで開きます。

    インストールフォルダー\RCXCFMG\config\vsys_config.xml
  5. 以下のキーと値を追加してください。

    キー名

    内容

    vdi-user-domain-name

    Active Directory ドメインの NetBIOS ドメイン名を指定します。

  6. マネージャーを再起動します。

    マネージャーの再起動については、「2.1 マネージャーの起動と停止」を参照してください。