機能概要
連携によって、以下のことが実現できます。
仮想L-Serverの作成【Solarisゾーン(Solaris10)】【OVM for SPARC】
BMC BladeLogic Server Automationをサーバ管理製品として本製品に登録することで、仮想L-Serverを作成できます。
仮想L-Serverの操作【Solarisゾーン(Solaris10)】【OVM for SPARC】
BMC BladeLogic Server Automationをサーバ管理製品として本製品に登録することで、仮想L-Serverのサーバ間の移動(マイグレーション)などの操作ができます。
機能詳細
仮想L-Serverの作成
仮想L-Serverの設計は、以下を参照してください。
【Solarisゾーン(Solaris10)】
「設計ガイド CE」の「E.6 Solarisゾーン」
【OVM for SPARC】
「設計ガイド CE」の「E.7 OVM for SPARC」
仮想L-Serverの作成は、以下を参照してください。
【Solarisゾーン(Solaris10)】
「8.7 Solarisゾーン」
【OVM for SPARC】
「8.8 OVM for SPARC」
仮想L-Serverの操作
仮想L-Serverの操作については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「第17章 L-Serverの操作」を参照してください。
BMC BladeLogic Server Automationの導入
BMC BladeLogic Server Automationのマニュアルに従い、BMC BladeLogic Server Automationの導入作業を行ってください。本製品との連携に関する留意事項を以下に示します。
導入の順序
本製品とBMC BladeLogic Server Automationの導入作業に順序関係はありません。そのため、どちらの製品を先に導入しても問題ありません。
ただし、本製品の導入後にBMC BladeLogic Server Automationを導入した場合、BMC BladeLogic Server Automationのインストール時に追加した環境変数を本製品に認識させるための再起動が必要になります。
マネージャーの導入
本製品のマネージャーと、BMC BladeLogic Server AutomationのマネージャーであるApplication Serverは、同一のサーバに導入することも、別々のサーバに導入することもできます。
注意
BMC BladeLogic Server Automationをサーバ管理製品として本製品に登録する場合、同一サーバに導入することをお勧めします。ただし、本製品のマネージャーをクラスタ運用する場合、別々のサーバに導入してください。
連携の必須コンポーネント
本製品のマネージャーを導入するサーバ上にBMC BladeLogic Server Automation Consoleを導入してください。
Solarisゾーン(Solaris10)の仮想L-Serverを作成、操作する場合、グローバルゾーンにRSCDエージェントを導入してください。
OVM for SPARCの仮想L-Serverを作成、操作する場合、制御ドメインにRSCDエージェントを導入してください。
設定手順
BMC BladeLogic Server Automationをインストールしたあと、管理サーバ上で以下の設定を行ってください。詳細は、当社技術員に連絡してください。
ユーザーの作成
本製品と連携するためのユーザーを作成します。
ユーザー名は"ServerAdmin"とします。
"ServerAdmin"ユーザーのロールには、"BLAdmins"ロールを設定してください。
認証ファイルの作成
bl_gen_blcli_user_infoコマンドを使用して、1.で作成したユーザーの認証ファイルを作成します。
作成するファイルのパスと名前は以下のとおりです。
【Windows】
BladeLogicのインストールフォルダー\user
【Linux】
/opt/bmc/bladelogic/user
user_info.dat
認証プロファイルの作成
"server-profile"という名前の認証プロファイルを作成します。
認証方法には"SRP"を指定してください。
接続確認
Windowsの場合は"Administrator"、Linuxの場合は"root"で管理サーバにログインします。
BladeLogicのコンソールを起動し、Application Serverへ接続します。