参考
ダッシュボードの導入直後は、メールを送信しない設定になっています。アラート情報をメールで通知するため、必ずメールを送信する設定にしてください。
また、メールを使用するためには、メールサーバの設定が必要です。メールサーバの設定については、「9.1.7 ダッシュボードから送信されるメールの設定」を参照してください。
メール送信設定のカスタマイズ方法は以下のとおりです。
ワークスペースの[アクション]タブを開き、アクション一覧から[E-mail]を選択します。
[アクションタイプ' Eメール配信 'の詳細]の[送信先]に、アラートメールの送信先メールアドレスを指定します。
デフォルトで指定されているメールアドレス"admin@localhost"は削除してください。
アラートメールはBCC(Blind Carbon Copy)で送信されるため、メールの受信者には送信先メールアドレスは通知されません。
また、メールサーバの設定によりメールの受信者(toアドレス)には"undisclosed-recipients:;"と表示される場合があります。
以下の項目は、必要に応じて修正します。
[アクション一覧]
[名前]:[E-mail]を選択し、適切な名前に変更します。
[アクションタイプ' Eメール配信 'の詳細]
[件名]:デフォルトは"${EVENT.VALUE,Pool} exceeded threshold"です。
例)/VMHostPool exceeded threshold.
[本文]:デフォルトは以下のとおりです。
アラート名 | ${ALERT.NAME} |
アラート発生日時 | ${ALERT.OCCURRENCETIME} |
プール名 | ${EVENT.VALUE,Pool} |
リソースタイプ | ${EVENT.VALUE,RscTYPE} |
使用率 | ${EVENT.VALUE,Availability}% |
なお、件名および本文では、以下のアラートのパラメーターが使用できます。
変数 | 意味 | 例 |
---|---|---|
${ALERT.NAME} | アラートルール名 | Alert(Use rate) CPU |
${ALERT.OCCURRENCETIME} | アラートが発生した日 | October 14, 2011 13:05:45 |
${EVENT.VALUE,Pool} | しきい値を超えたグローバルプール名 | /VMHostPool |
${EVENT.VALUE,RscTYPE} | リソースタイプ | CPU |
${EVENT.VALUE,Availability} | 使用率 | 35.5% |