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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 導入ガイド
FUJITSU Software

8.8.7 [OS]タブ設定

L-Server作成時にOSに設定パラメーターを入力します。

OVM for SPARCの場合、下記のパラメーターだけ反映されます。

入力の必要性がない項目については、値が設定されないため、指定しないでください。

表8.34 設定項目一覧

指定項目

Solaris

項目の説明

入力の
必要性

省略時の値

ホスト名

L-Server名

ホスト名またはコンピュータ名を入力します。

半角英数字、およびハイフン("-")で構成された21文字以内の文字列を入力します。
先頭と末尾の文字にはハイフン("-")を指定できません。

本項目が未指定のとき、L-Server名を設定します。
ただし、L-Server名にアンダースコア("_")およびピリオド(".")を使用している場合、ホスト名に使用できない文字のため、ハイフン("-")に置き換えられます。

  • Solaris 10のイメージを指定した場合

    ゲストドメインに複数のNICを作成する場合、2番目以降のNICに以下の形式で設定されます。

    指定したホスト名-枝番(01~)

    なお、システムに設定されるホスト名は、管理LANに接続するNICに設定されたホスト名になります。

    L-Server作成時に管理LANに接続するNICを追加しなかった場合、L-Server作成中に一時的に追加された管理LANのNICに設定されたホスト名が、システムのホスト名として設定されます。

    管理LANに接続する3番目NICを追加した場合

    "指定したホスト名-03"がシステムのホスト名になります。

  • Solaris 11のイメージを指定した場合

    指定した値がホスト名として設定されます。

管理者パスワード

- (注1、注2)

L-Serverの管理者パスワードを設定します。

1~255文字の半角英数記号を入力します。

本製品では、パスワードの暗号化方式にDES方式を使用します。DES方式で暗号化できる文字列は最大8文字です。
管理者パスワードに9文字以上の文字列を指定した場合、先頭から8文字目までがパスワードとして設定され、9文字目以降は無視されます。
DES方式の詳細については、Solarisのマニュアルもしくはサポート情報を参照してください。

注1) OSプロパティ定義ファイルに値が指定されている場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。
注2) 管理者パスワードを省略した場合、指定したイメージのOS種別によって動作が異なります。

参考

OSプロパティ定義ファイル

事前にOSプロパティ定義ファイルに初期値を指定することで、L-Server作成時の[OS]タブの情報などの初期値が生成されます。

詳細は、「8.1.9 OSプロパティ定義ファイル」を参照してください。