L-Server作成時にOSに設定パラメーターを入力します。
L-Server作成の中で、非大域ゾーンを起動して設定します。
Oracle Solaris ゾーンの場合、下記のパラメーターだけ反映されます。
入力の必要性がない項目については、値が設定されないため、指定しないでください。
指定項目 | Solaris | 項目の説明 | |
---|---|---|---|
入力の | 省略時の値 | ||
ホスト名 | 可 | L-Server名 | ホスト名を入力します。 半角英数字、およびハイフン("-")で構成された21文字以内の文字列を入力します。 本項目が未指定のとき、L-Server名を設定します。 【Solarisゾーン(Solaris10)】 指定したホスト名-枝番 |
管理者ユーザー名 | 可 | root | 【Solarisゾーン(Solaris11)】 L-Serverの管理者ユーザー名を指定します。 先頭文字を半角英字とし、半角英数字で構成された8文字以内の文字列を入力してください。 省略した場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。OSプロパティ定義ファイルに値が設定されていない場合、"root"が設定されます。 (注2) |
管理者パスワード | 可 (注1) | - | L-Serverの管理者パスワードを指定します。 1~255文字の半角英数記号を入力します。 省略した場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。 (注2) |
Root役割パスワード | 必須 (注3) | - | 【Solarisゾーン(Solaris11)】 Root役割パスワードを指定します。 1~255文字の半角英数記号を入力します。 省略した場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。 (注2) |
タイムゾーン | 可 | マネージャーのOSと同じタイムゾーン | 【Solarisゾーン(Solaris11)】 OSのタイムゾーンを指定します。 |
システムロケール | 可 | C (SCプロファイルのデフォルト値) | 【Solarisゾーン(Solaris11)】 OSのシステムロケールを指定します。 |
注1) Solaris11の場合は必須です。
注2) 【Solarisゾーン(Solaris11)】
管理者ユーザー名の指定値に応じたOSの動作は、以下の通りです。
管理者ユーザー名 | OSの動作 |
---|---|
root | rootユーザーが作成されます。 |
root以外 | 管理者ユーザー名に指定した名前のユーザーが作成されます。 rootロールが作成されます。 |
注3) Root役割パスワードの入力の必要性は、管理者ユーザ名の指定値によって変わります。
管理者ユーザー名 | Root役割パスワード |
---|---|
root | 指定不要 |
root以外 | 必須 |
参考
OSプロパティ定義ファイル
事前にOSプロパティ定義ファイルに初期値を指定することで、L-Server作成時の[OS]タブの情報などの初期値が生成されます。
詳細は、「8.1.9 OSプロパティ定義ファイル」を参照してください。