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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 導入ガイド
FUJITSU Software

8.7.8 [OS]タブ設定

L-Server作成時にOSに設定パラメーターを入力します。

L-Server作成の中で、非大域ゾーンを起動して設定します。

Oracle Solaris ゾーンの場合、下記のパラメーターだけ反映されます。

入力の必要性がない項目については、値が設定されないため、指定しないでください。

表8.32 設定項目一覧

指定項目

Solaris

項目の説明

入力の
必要性

省略時の値

ホスト名

L-Server名

ホスト名を入力します。

半角英数字、およびハイフン("-")で構成された21文字以内の文字列を入力します。
先頭と末尾の文字にはハイフン("-")を指定できません。

本項目が未指定のとき、L-Server名を設定します。
ただし、L-Server名にアンダースコア("_")およびピリオド(".")を使用している場合、ホスト名に使用できない文字のため、ハイフン("-")に置き換えられます。

【Solarisゾーン(Solaris10)】
非大域ゾーンのホスト名に複数のNICを作成する場合は、2番目以降のNICに以下の形式で設定されます。

指定したホスト名-枝番

管理者ユーザー名

root

【Solarisゾーン(Solaris11)】

L-Serverの管理者ユーザー名を指定します。

先頭文字を半角英字とし、半角英数字で構成された8文字以内の文字列を入力してください。

省略した場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。OSプロパティ定義ファイルに値が設定されていない場合、"root"が設定されます。 (注2)

管理者パスワード

可 (注1)

-

L-Serverの管理者パスワードを指定します。

1~255文字の半角英数記号を入力します。

省略した場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。 (注2)

Root役割パスワード

必須 (注3)

-

【Solarisゾーン(Solaris11)】

Root役割パスワードを指定します。

1~255文字の半角英数記号を入力します。

省略した場合、OSプロパティ定義ファイルの値が設定されます。 (注2)

タイムゾーン

マネージャーのOSと同じタイムゾーン

【Solarisゾーン(Solaris11)】

OSのタイムゾーンを指定します。

システムロケール

C (SCプロファイルのデフォルト値)

【Solarisゾーン(Solaris11)】

OSのシステムロケールを指定します。

注1) Solaris11の場合は必須です。
注2) 【Solarisゾーン(Solaris11)】
管理者ユーザー名の指定値に応じたOSの動作は、以下の通りです。

管理者ユーザー名

OSの動作

root

rootユーザーが作成されます。
パスワードは、管理者パスワードの指定値が設定されます。

root以外

管理者ユーザー名に指定した名前のユーザーが作成されます。
パスワードは、管理者パスワードの指定値が設定されます。

rootロールが作成されます。
rootロールのパスワードは、Root役割パスワードの指定値が設定されます。

注3) Root役割パスワードの入力の必要性は、管理者ユーザ名の指定値によって変わります。

管理者ユーザー名

Root役割パスワード

root

指定不要

root以外

必須

参考

OSプロパティ定義ファイル

事前にOSプロパティ定義ファイルに初期値を指定することで、L-Server作成時の[OS]タブの情報などの初期値が生成されます。

詳細は、「8.1.9 OSプロパティ定義ファイル」を参照してください。