ここでは、RHEL5-Xen利用時の注意点について説明します。
必須ソフトウェア
RHEL5-Xenを利用する場合、Systemwalker Software Configuration Managerが必要です。
管理サーバ
管理対象サーバとしてRHEL5-Xenを利用する場合、管理サーバのOSは、Linuxだけサポートします。
管理対象サーバ
管理対象サーバとしてRHEL5-Xenを利用する場合、RHEL5-Xen以外の環境を管理対象サーバとして利用できません。
L-ServerのOS
管理対象サーバとしてRHEL5-Xenを利用する場合、L-ServerのOSは、Linuxだけサポートします。
スナップショット
RHEL5-Xenの場合、スナップショットは利用できません。
L-Serverのスナップショットは、GDSを利用して採取してください。
仮想ストレージ名の"-"より前の部分がGDSのクラス名、後の部分がシングルディスク名に対応しています。
ディスクリソース名がボリューム名に対応しています。
スナップショットについては、GDSのマニュアルを参照してください。
VM種別の表示
RORコンソールでは、RHEL5-XenのVMホスト、およびVMゲストのVM種別は"Xen"と表示されます。
共有ディスクの表示
RORコンソールでは、複数のL-Serverで共有しているディスクリソースについて、割当て先L-Serverの情報は1つのL-Serverに関する情報だけ表示されます。
ディスクの共有情報は、rcxadm disk showコマンドで確認してください。
L-Server換算表示
リソースの空き容量、および[L-Server作成可能台数]で表示される容量は以下のように計算されます。
CPUの空き容量、および[L-Server作成可能台数]
リソース総容量 × 80% - (L-Serverで使用中のリソースの合計) |
リソースの増設
VMホスト、仮想ストレージおよびネットワークを増設する場合、「8.4.2 本製品へのリソースの登録」および「8.4.3 リソースのリソースプールへの登録」と同じ流れで行います。
ハードウェア保守
Systemwalker Software Configuration Manager上で、サーバの故障を検知した場合、RORコンソールを起動し、故障したサーバを特定してください。なお、サーバのハードウェア交換の詳細は、「運用ガイド CE」の「第9章 ハードウェア保守」を参照してください。
性能情報収集用ディレクトリ
リソースを登録すると、性能監視を行うために必要なディレクトリおよびファイルを登録したサーバ上に作成します。
詳細は、「8.6.9 RHEL-KVM利用時の注意点」を参照してください。