ここでは、GUIRunOnceの利用について説明します。
仮想L-ServerのOSがWindowsの場合、イメージを指定した仮想L-Serverの作成時に、GUIRunOnceコマンド(ゲストOSに初めてユーザーがGUIログインした場合に実行されるコマンド)を指定できます。
GUIRunOnceの利用は、以下の手順で行います。
GUIRunOnceコマンド定義ファイルの作成
GUIRunOnceコマンド定義ファイルを作成し、コマンド文字列を記載します。
GUIRunOnceコマンド定義ファイルの詳細は、「8.2.1 定義ファイルの作成」を参照してください。
L-Serverテンプレートのエクスポート
L-Serverテンプレートのエクスポートについては、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「15.2.1 エクスポート」を参照してください。
L-Serverテンプレートの操作(手順2.~手順4.)は、GUIを利用して行うこともできます。
GUIを利用したL-Serverテンプレートの操作については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「15.1 ウィザード形式のGUIによる操作」を参照してください。
L-Serverテンプレートの編集
L-ServerテンプレートにGUIRunOnceコマンドファイルを設定します。
L-ServerテンプレートのXML定義については、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.2.2 仮想L-Serverテンプレート」に従って編集してください。
L-Serverテンプレートのインポート
L-Serverテンプレートのインポートについては、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「15.2.3 インポート」を参照してください。
L-Serverテンプレートに対して設定された内容を確認するには、rcxadm template showコマンドを実行します。
rcxadm templateコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「8.1 rcxadm template」を参照してください。
L-Serverの作成
手順4.で作成したL-Serverテンプレートを利用してL-Serverを作成します。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.1 L-Serverテンプレートを利用したL-Serverの作成」を参照してください。
L-Serverテンプレートを利用しない場合、コマンドを利用してL-Serverを作成します。「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「第16章 L-Serverの作成」に従ってL-ServerのXMLを編集したあと、rcxadm lserver createコマンドを実行します。
rcxadm lserverコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.6 rcxadm lserver」を参照してください。