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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 導入ガイド
FUJITSU Software

7.3.1 ネットワーク自動設定

L-Server作成時にネットワークリソースと接続すると、L-Serverが動作するブレードサーバに対して、LANスイッチブレードが自動設定されます。

イメージを指定した場合、IPアドレスが設定されます。
管理LANと異なるサブネットのIPアドレスを指定してください。

ラックマウント型サーバまたはタワー型サーバに対しては、ネットワークリソースの接続だけ行います。

ただし、物理L-Server作成時にRed Hat Enterprise Linuxのイメージを指定する場合、IPアドレスの自動設定は対応していません。
L-Serverへのイメージ配付後に、IPアドレスを手動で設定してください。


本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバ(ブレードサーバ)の構成

本製品でネットワーク設定の自動化をサポートする物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(サーバブレード、ネットワークリソースの外部接続ポート指定、LANスイッチブレード、物理ネットワークアダプター番号の対応関係)を、以下の表に示します。この表では、サーバブレード機種、外部接続ポートの指定、使用するLANスイッチブレードの組合せによって、物理ネットワークアダプター番号の指定できる範囲を示します。

表7.4 物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(PRIMERGY BX900 S1/S2シャーシの場合)

サーバブレード

外部接続ポートの指定
(LANスイッチブレードの搭載位置)

使用するLANスイッチブレード

物理ネットワークアダプター番号

BX920 S1
BX920 S2
BX920 S3
BX920 S4
BX922 S2
BX924 S3
BX924 S4
BX2560 M1
BX2560 M2
BX2580 M1
BX2580 M2

CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

1~4

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109) (注1)
PY-SWB105 (注2)
PY-CFB101 (注2)
PY-CNB101 (注2)

1,2

CB3およびCB4

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

5~8

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109)
PY-SWB105
PY-CFB101
PY-CNB101

5,6

BX924 S2

CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)
PY-SWB104(PG-SW109)

1,2

CB3およびCB4

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

3~6

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109)
PY-SWB105
PY-CFB101
PY-CNB101

3,4

BX960 S1

CB1およびCB2または外部接続ポート指定なし

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)
PY-SWB104(PG-SW109)

1,2,11,12

CB3およびCB4 (注3)

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

3~6

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109)
PY-SWB105
PY-CFB101
PY-CNB101

3,4

注1) オンボードNICが1Gbpsであるサーバブレードを使用し、PY-SWB104(PG-SW109)をCB1およびCB2に搭載する場合、PY-SWB104(PG-SW109)のダウンリンクポートの通信速度を1Gbpsに設定してください。設定方法については、該当するハードウェアのマニュアルを参照してください。
注2) PY-SWB105、PY-CFB101またはPY-CNB101をCB1およびCB2に搭載する場合、サーバブレードとしてBX920 S2以降、BX924 S3以降、BX2560 M1、BX2560 M2、BX2580 M1、およびBX2580 M2のモデルだけサポートします。
注3) LAN拡張カードを拡張スロット1に搭載する構成だけサポートします。


表7.5 物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(PRIMERGY BX400 S1シャーシの場合)

サーバブレード

外部接続ポートの指定
(LANスイッチブレードの搭載位置)

使用するLANスイッチブレード

物理ネットワークアダプター番号

BX920 S2
BX920 S3
BX920 S4
BX922 S2
BX924 S3
BX924 S4
BX2560 M1
BX2560 M2
BX2580 M1
BX2580 M2

CB1およびCB2(注1)または外部接続ポート指定なし

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

1~8

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109) (注2)
PY-SWB105 (注3)
PY-CFB101 (注3)
PY-CNB101 (注3)

1,2,5,6

BX924 S2

CB1およびCB2(注1)または外部接続ポート指定なし

PY-SWB102(PG-SW111)
PY-SWB103(PG-SW112)

1~6

PY-SWB101(PG-SW201)
PY-SWB104(PG-SW109)

1~4

注1) CB1およびCB2には、同一機種のLANスイッチブレードを搭載してください。
注2) PY-SWB104(PG-SW109)をCB1およびCB2に搭載する場合、PY-SWB104(PG-SW109)のダウンリンクポートの通信速度を1Gbpsに設定してください。設定方法については、該当するハードウェアのマニュアルを参照してください。
注3) PY-SWB105、PY-CFB101またはPY-CNB101をCB1およびCB2に搭載する場合、サーバブレードとしてBX920 S2以降、BX924 S3以降、BX2560 M1、BX2560 M2、BX2580 M1、およびBX2580 M2のモデルだけサポートします。



上記のネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNIC番号が、物理サーバの物理ネットワークアダプターの番号に対応します。

物理ネットワークアダプターの番号は、LANスイッチブレードの詳細画面で確認できます。

LANスイッチブレードがIBPモードの場合、ネットワークリソースを割り当てるL-ServerのNICは、外部接続ポートを指定しない場合(内部ネットワーク)と同様に指定してください。


PRIMERGY BX900 S1シャーシで、以下の構成例に対する物理サーバ(ブレードサーバ)の構成を図に示します。

表7.6 構成例

サーバブレード

BX920 S2

外部接続ポートの指定

CB1およびCB2

使用するLANスイッチブレード

PY-SWB103(PG-SW112)

図7.1 物理サーバ(ブレードサーバ)の構成(PRIMERGY BX900 S1シャーシの場合)