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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.3.0 導入ガイド
FUJITSU Software

7.2 本製品へのリソースの登録

ここでは、本製品へのリソースの登録について説明します。

表7.3 物理L-Serverを作成する場合のリソースの登録

設定項目詳細

ブレードサーバを利用する場合 (注1)

ラックマウント型/タワー型サーバを利用する場合 (注2)

PRIMEQUESTを利用する場合 (注3)

SPARC M10/M12およびSPARC Enterpriseを利用する場合 (注3)

VIOMの登録

○ (注4)

×

×

ISMの登録

×

○ (注5)

×

×

VM管理製品の登録

×

×

×

×

サーバ管理製品の登録

×

×

×

×

ストレージ管理製品の登録

シャーシの登録

×

○ (注6)

管理LANサブネットの登録(管理LANが複数サブネットの場合)

管理対象サーバ(シャーシ内)の登録

×

○ (注6)

管理対象サーバの登録

×

×

×

LANスイッチブレードの登録

×

×

×

LANスイッチブレードのVLANの手動設定

○ (注7)

×

×

×

HBA address rename設定サービスの設定

×

○ (注8)

×

×

仮想ストレージリソースの登録

○ (注9)

×

×

ディスクリソースの登録

○ (注10)

×

×

ネットワークリソースの登録

×

×

ネットワークデバイスリソースの登録

○ (注11)

×

×

アドレスセットリソースの登録

×

×

物理イメージリソースの登録

○ (注12)

×

×

仮想イメージリソースの登録

×

×

×

電力監視デバイスの設定

○ (注13)

×

○ (注13)

○: 必要
×: 不要
注1) PRIMERGY BX620シリーズは物理L-Serverに関連付けて利用できます。
注2) PRIMERGY TXシリーズ、PRIMERGY RX100シリーズは物理L-Serverに関連付けて利用できます。
注3) 構築済みの物理サーバを物理L-Serverに関連付けて利用できます。
注4) VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合に必要です。
注5) ISMがサポートしているラックマウント型サーバの場合に必要です。
注6) SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、SPARC M10-4S/M12-2Sを利用する場合に必要です。
注7) LANスイッチブレードのVLANの自動設定を利用しない場合に必要です。
注8) ラックマウント型サーバで、VIOMまたはISMがサポートしていないモデルの場合に必要です。
注9) RAIDグループやアグリゲートなどの仮想ストレージリソースを利用する場合に必要です。
注10) LUNなど事前に作成したディスクリソースを利用する場合に必要です。
注11) ファイアーウォール、サーバロードバランサー、およびL2スイッチを利用する場合に必要です。
注12) 事前に作成したイメージを利用する場合に必要です。
注13) 電力を監視する場合に必要です。


レードサーバを利用する場合

ブレードサーバを利用して物理L-Serverを作成する場合のリソース登録について説明します。

以下の手順で登録します。

  1. VIOM連携の登録

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.1 VIOM/ISM連携の登録」を参照してください。

    注意

    VIOMのサーバプロファイルの登録は必要ありません。

    物理L-Serverを作成すると、VIOMのサーバプロファイルは自動で作成されます。

  2. ストレージ管理製品の登録

    ストレージ管理製品を登録すると、セットアップの事前準備で事前に作成したRAIDグループやアグリゲートなどが仮想ストレージリソースとして本製品に自動的に登録されます。

    本製品にストレージ管理製品を登録する場合、rcxadm storagemgr registerを実行します。
    rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.17 rcxadm storagemgr」を参照してください。

    注意

    ストレージ管理製品の登録において、ストレージ管理製品としてETERNUS SF Storage Cruiserを指定した場合、ETERNUS SF Storage Cruiserに登録されたETERNUSに関する仮想ストレージリソース、ディスクリソースを認識します。認識対象は以下のとおりです。

    • 仮想ストレージリソース

      • RAIDグループ

      • TPP

      • FTRP

    • ディスクリソース

      • オープンボリューム

      • TPV

      • FTV

    ただし、LUNコンカチネーションされたボリューム、暗号化されたボリュームは認識対象外です。

  3. シャーシの登録

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.1 シャーシの登録」を参照してください。

  4. 管理対象サーバ(シャーシ内)の登録

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.2 ブレードサーバの登録」を参照してください。

    管理LANのNICを冗長化する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、[管理LANのNICを冗長化する]チェックボックスにチェックを入れてください。

    物理L-Server作成時にIPアドレスを直接指定する場合、管理対象サーバに同じIPアドレスを設定しないでください。
    物理L-Serverに割り当てる物理サーバ以外で同じIPアドレスを設定している管理対象サーバがある場合、以下の操作がエラーになります。

    • 物理L-Serverの作成

    • 定義だけ作成済みの物理L-Serverの起動

    注意

    デフォルトのNICを使用しない場合、物理サーバ登録時に管理LANのNICを指定してください。

    詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.2 ブレードサーバの登録」の「[管理LANのNICを変更する]チェックボックス」を参照してください。

  5. LANスイッチブレードの登録

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.3 LANスイッチブレードの登録」と「5.13 LANスイッチ(L2スイッチ)の登録」を参照してください。

  6. ネットワークデバイスリソースの登録

    ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。

  7. 電力監視デバイスの登録(利用する場合)

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.10 電力監視デバイスの登録」を参照してください。

ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。

7.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。

レードサーバ以外を利用する場合

ブレードサーバ以外のサーバを利用して物理L-Serverを作成する場合のリソース登録について説明します。

以下の手順で登録します。

  1. VIOM/ISM連携の登録、またはHBA address renameの設定

    VIOMまたはISMがサポートしているラックマウント型サーバの場合、VIOMまたはISMで管理します。
    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.1 VIOM/ISM連携の登録」を参照してください。

    それ以外のラックマウント型サーバおよびタワー型サーバの場合、HBA address renameを設定します。
    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.2 HBA address renameの設定」を参照してください。

  2. ストレージ管理製品の登録

    rcxadm storagemgr registerコマンドを実行します。
    rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.17 rcxadm storagemgr」を参照してください。

    ストレージ管理製品を登録すると、仮想ストレージリソース、および事前に作成したディスクリソースは自動的に認識されます。

    注意

    ストレージ管理製品の登録において、ストレージ管理製品としてETERNUS SF Storage Cruiserを指定した場合、ETERNUS SF Storage Cruiserに登録されたETERNUSに関する仮想ストレージリソース、ディスクリソースを認識します。認識対象は以下のとおりです。

    • 仮想ストレージリソース

      • RAIDグループ

      • TPP

      • FTRP

    • ディスクリソース

      • オープンボリューム

      • TPV

      • FTV

    ただし、LUNコンカチネーションされたボリューム、暗号化されたボリュームは認識対象外です。

  3. 管理対象サーバの登録

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.1 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。

    管理LANのNICを冗長化する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、[管理LANのNICを冗長化する]チェックボックスにチェックを入れてください。

    物理L-Server作成時にIPアドレスを直接指定する場合、管理対象サーバに同じIPアドレスを設定しないでください。
    物理L-Serverに割り当てる物理サーバ以外で同じIPアドレスを設定している管理対象サーバがある場合、以下の操作がエラーになります。

    • 物理L-Serverの作成

    • 定義だけ作成済みの物理L-Serverの起動

  4. ネットワークデバイスリソースの登録

    ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。

  5. 電力監視デバイスの登録(利用する場合)

    「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.10 電力監視デバイスの登録」を参照してください。

ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。

7.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。