ここでは、本製品へのリソースの登録について説明します。
設定項目詳細 | ブレードサーバを利用する場合 (注1) | ラックマウント型/タワー型サーバを利用する場合 (注2) | PRIMEQUESTを利用する場合 (注3) | SPARC M10/M12およびSPARC Enterpriseを利用する場合 (注3) |
---|---|---|---|---|
VIOMの登録 | ○ | ○ (注4) | × | × |
ISMの登録 | × | ○ (注5) | × | × |
VM管理製品の登録 | × | × | × | × |
サーバ管理製品の登録 | × | × | × | × |
ストレージ管理製品の登録 | ○ | ○ | ○ | ○ |
シャーシの登録 | ○ | × | ○ | ○ (注6) |
管理LANサブネットの登録(管理LANが複数サブネットの場合) | ○ | ○ | ○ | ○ |
管理対象サーバ(シャーシ内)の登録 | ○ | × | ○ | ○ (注6) |
管理対象サーバの登録 | × | ○ | × | × |
LANスイッチブレードの登録 | ○ | × | × | × |
LANスイッチブレードのVLANの手動設定 | ○ (注7) | × | × | × |
HBA address rename設定サービスの設定 | × | ○ (注8) | × | × |
仮想ストレージリソースの登録 | ○ (注9) | × | × | |
ディスクリソースの登録 | ○ (注10) | × | × | |
ネットワークリソースの登録 | ○ | × | × | |
ネットワークデバイスリソースの登録 | ○ (注11) | × | × | |
アドレスセットリソースの登録 | ○ | × | × | |
物理イメージリソースの登録 | ○ (注12) | × | × | |
仮想イメージリソースの登録 | × | × | × | |
電力監視デバイスの設定 | ○ (注13) | × | ○ (注13) |
○: 必要
×: 不要
注1) PRIMERGY BX620シリーズは物理L-Serverに関連付けて利用できます。
注2) PRIMERGY TXシリーズ、PRIMERGY RX100シリーズは物理L-Serverに関連付けて利用できます。
注3) 構築済みの物理サーバを物理L-Serverに関連付けて利用できます。
注4) VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合に必要です。
注5) ISMがサポートしているラックマウント型サーバの場合に必要です。
注6) SPARC Enterprise M4000/M5000/M8000/M9000、SPARC M10-4S/M12-2Sを利用する場合に必要です。
注7) LANスイッチブレードのVLANの自動設定を利用しない場合に必要です。
注8) ラックマウント型サーバで、VIOMまたはISMがサポートしていないモデルの場合に必要です。
注9) RAIDグループやアグリゲートなどの仮想ストレージリソースを利用する場合に必要です。
注10) LUNなど事前に作成したディスクリソースを利用する場合に必要です。
注11) ファイアーウォール、サーバロードバランサー、およびL2スイッチを利用する場合に必要です。
注12) 事前に作成したイメージを利用する場合に必要です。
注13) 電力を監視する場合に必要です。
ブレードサーバを利用する場合
ブレードサーバを利用して物理L-Serverを作成する場合のリソース登録について説明します。
以下の手順で登録します。
VIOM連携の登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.1 VIOM/ISM連携の登録」を参照してください。
注意
VIOMのサーバプロファイルの登録は必要ありません。
物理L-Serverを作成すると、VIOMのサーバプロファイルは自動で作成されます。
ストレージ管理製品の登録
ストレージ管理製品を登録すると、セットアップの事前準備で事前に作成したRAIDグループやアグリゲートなどが仮想ストレージリソースとして本製品に自動的に登録されます。
本製品にストレージ管理製品を登録する場合、rcxadm storagemgr registerを実行します。
rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.17 rcxadm storagemgr」を参照してください。
注意
ストレージ管理製品の登録において、ストレージ管理製品としてETERNUS SF Storage Cruiserを指定した場合、ETERNUS SF Storage Cruiserに登録されたETERNUSに関する仮想ストレージリソース、ディスクリソースを認識します。認識対象は以下のとおりです。
仮想ストレージリソース
RAIDグループ
TPP
FTRP
ディスクリソース
オープンボリューム
TPV
FTV
ただし、LUNコンカチネーションされたボリューム、暗号化されたボリュームは認識対象外です。
シャーシの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.1 シャーシの登録」を参照してください。
管理対象サーバ(シャーシ内)の登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.2 ブレードサーバの登録」を参照してください。
管理LANのNICを冗長化する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、[管理LANのNICを冗長化する]チェックボックスにチェックを入れてください。
物理L-Server作成時にIPアドレスを直接指定する場合、管理対象サーバに同じIPアドレスを設定しないでください。
物理L-Serverに割り当てる物理サーバ以外で同じIPアドレスを設定している管理対象サーバがある場合、以下の操作がエラーになります。
物理L-Serverの作成
定義だけ作成済みの物理L-Serverの起動
注意
デフォルトのNICを使用しない場合、物理サーバ登録時に管理LANのNICを指定してください。
詳細は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.2 ブレードサーバの登録」の「[管理LANのNICを変更する]チェックボックス」を参照してください。
LANスイッチブレードの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.4.3 LANスイッチブレードの登録」と「5.13 LANスイッチ(L2スイッチ)の登録」を参照してください。
ネットワークデバイスリソースの登録
ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。
電力監視デバイスの登録(利用する場合)
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.10 電力監視デバイスの登録」を参照してください。
ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。
「7.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。
ブレードサーバ以外を利用する場合
ブレードサーバ以外のサーバを利用して物理L-Serverを作成する場合のリソース登録について説明します。
以下の手順で登録します。
VIOM/ISM連携の登録、またはHBA address renameの設定
VIOMまたはISMがサポートしているラックマウント型サーバの場合、VIOMまたはISMで管理します。
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.1 VIOM/ISM連携の登録」を参照してください。
それ以外のラックマウント型サーバおよびタワー型サーバの場合、HBA address renameを設定します。
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.2 HBA address renameの設定」を参照してください。
ストレージ管理製品の登録
rcxadm storagemgr registerコマンドを実行します。
rcxadm storagemgr registerコマンドについては、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.17 rcxadm storagemgr」を参照してください。
ストレージ管理製品を登録すると、仮想ストレージリソース、および事前に作成したディスクリソースは自動的に認識されます。
注意
ストレージ管理製品の登録において、ストレージ管理製品としてETERNUS SF Storage Cruiserを指定した場合、ETERNUS SF Storage Cruiserに登録されたETERNUSに関する仮想ストレージリソース、ディスクリソースを認識します。認識対象は以下のとおりです。
仮想ストレージリソース
RAIDグループ
TPP
FTRP
ディスクリソース
オープンボリューム
TPV
FTV
ただし、LUNコンカチネーションされたボリューム、暗号化されたボリュームは認識対象外です。
管理対象サーバの登録
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.5.1 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。
管理LANのNICを冗長化する場合、登録操作中の[サーバの登録]ダイアログで、[管理LANのNICを冗長化する]チェックボックスにチェックを入れてください。
物理L-Server作成時にIPアドレスを直接指定する場合、管理対象サーバに同じIPアドレスを設定しないでください。
物理L-Serverに割り当てる物理サーバ以外で同じIPアドレスを設定している管理対象サーバがある場合、以下の操作がエラーになります。
物理L-Serverの作成
定義だけ作成済みの物理L-Serverの起動
ネットワークデバイスリソースの登録
ネットワークデバイスリソースの登録については、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.7.2 ネットワークデバイスの登録」を参照してください。
電力監視デバイスの登録(利用する場合)
「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「5.10 電力監視デバイスの登録」を参照してください。
ネットワークリソース、アドレスセットリソースは、リソースを作成する際にリソースプールを指定して登録します。
「7.3 リソースのリソースプールへの登録」を参照してください。