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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)
FUJITSU Software

5.2 定期レポートの登録(管理者の作業)

定期レポートを登録するための、[定期レポート登録]画面の使用方法について説明します。

注意

コンテンツ(グラフや表)を表示しようとすると、以下のような現象が発生する場合があります。

  • エラーコード 1572864 で終了する。

  • グラフの画像の代わりに"Chart is unavailable"と表示される。

  • グラフの画像が抜け落ちる(グラフのみ表示されない)。

  • 次のエラーメッセージが表示される。

    "The specified CGI application misbehaved by not returning a complete set of HTTP headers. The headers it did return are: Unable to register TclNotifier window class"

    "ohd_update error."

    "Ohd file create error."

この現象は、原因として運用管理クライアントのDesktop heap(デスクトップヒープ)が不足していることが考えられます。「6.1 コンテンツ表示エラーについて」を参照して、Desktop heapを拡張してください。


■起動方法

[管理コンソール]画面の[コンソール定義]タブの[定義画面]ボタンを選択し、[定義]画面を起動します。


[定義]画面上で[グローバルナビゲーション]から[定期レポート登録]メニューをクリックして起動します。

注意

  • エンコードの種別を自動選択または、日本語(シフト JIS)に設定しない状態でコンソールを表示した場合、まれに正常に表示できない場合があります。コンソールを使用する場合は、エンコードの種別を自動選択または、日本語(シフト JIS)に設定して使用してください。

  • [定期レポート登録]画面上では、マウス右クリック時に表示されるメニューを使用しての操作は行わないでください。


定期レポート登録画面構成

起動すると以下の[定期レポート登録]画面が表示されます。


[定期レポート登録]画面は、以下から構成されます。

項番

構成要素

説明

(1)

グローバルヘッダー

SystemwalkerとFujitsuのロゴが表示されます。

(2)

グローバルナビゲーション

以下のメニューがあります。

  • コンソール定義を保存

    コンソール定義を保存します。

  • コンソール定義を更新

    コンソール定義をリロードします。

  • ヘルプ

    「使用手引書(コンソール編)」を開きます。

(3)

分析条件域

カテゴリー、レポートの選択と、各レポートの分析条件の設定や登録を行うことができます。

(4)

コンテンツ表示域

各レポートの各コンテンツが表示されます。


定期レポート登録画面の基本的な操作

[定期レポート登録]画面では、以下の操作を行うことができます。

操作

説明

レポート条件の新規登録

任意のレポート条件を新規登録します。

[登録名]で[新規作成]を選択し、[新規登録名]に任意の条件名を入力します。

レポート条件を任意に設定し、[登録]ボタンを押すと、レポート開始日時およびレポート終了日時以外の項目が登録されます。

レポート条件の編集

登録されているレポート条件の内容を変更します。

[登録名]で編集したい条件名を選択します。

レポート条件を任意に設定し、[上書き登録]ボタンを押すと、レポート開始日時およびレポート終了日時以外の項目が登録されます。

レポート条件のコピー

登録されているレポート条件の内容をコピーします。

[登録名]でコピーしたい条件名を選択します。

レポート条件を任意に設定し、[新規登録]ボタンを押すと、[条件名]を入力するダイアログが表示されますので条件名を入力し、[OK]ボタンを押してください。レポート開始日時およびレポート終了日時以外の項目が登録されます。

レポート条件の削除

登録されているレポート条件を削除します。

[登録名]で削除したい条件名を選択し、[削除]ボタンを押します。

レポート条件のテスト

指定したレポート条件が正しいか、テスト表示を行うことができます。

[定期レポート登録]画面の操作方法に関しては「■分析条件域の構成」を参照してください。

シナリオの新規登録・編集・削除

■分析/プランニング画面の基本的な操作」を参照してください。

ポイント

[定期レポート登録]画面で定期レポートの登録内容を変更した(レポート条件の登録・編集・コピー・削除を行った)場合には、[グローバルナビゲーション]の[コンソール定義を保存]ボタンを選択する必要があります。

シナリオの新規登録・編集・削除の場合は[コンソール定義を保存]を行う必要はありません。


分析条件域の構成

項番

構成要素

説明

(1)

登録名

レポートを識別するための名前情報を指定します。

(2)

カテゴリー

運用の目的に合わせてカテゴリーを選択します。

(3)

レポート

運用の目的に合わせてレポートを選択します。

(4)

対象設定

レポートの対象に関する指定を行います。

(5)

表示設定

レポートのデータ間隔、表示件数、およびファイル出力に関する指定を行います。

表示件数は、レポートによって指定が異なります。
CPU使用率などの場合、プロセスによるCPUの高使用率をトラブルシューティングするため、上位件数で抽出します。
メモリの空き容量などの場合、メモリの空き容量が極端に少ない場合のシステムダウン防止のため、下位件数で抽出します。

グラフで表示可能な件数は10件程度までです。10件以上の場合、グラフが凡例で潰れる場合があります。

(6)

操作ボタン(レポート条件の登録・編集・削除)

レポート条件の登録や変更、削除を行うボタンです。

(7)

期間

レポートを行う期間を指定します。

(8)

操作ボタン(プレビュー)

レポートのプレビューを行うボタンです。