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Systemwalker Service Quality Coordinator 使用手引書(コンソール編)
FUJITSU Software

4.3 分析/プランニング画面の操作方法

[分析/プランニング]画面の操作方法について説明します。

注意

コンテンツ(グラフや表)を表示しようとすると、以下のような現象が発生する場合があります。

  • エラーコード 1572864 で終了する。

  • グラフの画像の代わりに"Chart is unavailable"と表示される。

  • グラフの画像が抜け落ちる(グラフのみ表示されない)。

  • 次のエラーメッセージが表示される。

    "The specified CGI application misbehaved by not returning a complete set of HTTP headers. The headers it did return are: Unable to register TclNotifier window class"

    "ohd_update error."

    "Ohd file create error."

この現象は、原因として運用管理クライアントのDesktop heap(デスクトップヒープ)が不足していることが考えられます。「6.1 コンテンツ表示エラーについて」を参照して、Desktop heapを拡張してください。

■起動方法

[管理コンソール]画面から[コンソール定義]タブの[コンソール]ボタンを選択しコンソールを起動します。

または、直接コンソールのURLを指定して起動します。


コンソール上で[グローバルナビゲーション]から[分析/プランニング]メニューをクリックして起動します。

注意

  • エンコードの種別を自動選択または、日本語(シフト JIS)に設定しない状態でコンソールを表示した場合、まれに正常に表示できない場合があります。コンソールを使用する場合は、エンコードの種別を自動選択または、日本語(シフト JIS)に設定して使用してください。

  • [分析/プランニング]画面上では、マウス右クリック時に表示されるメニューを使用しての操作は行わないでください。


分析/プランニング画面構成

起動すると以下の[分析/プランニング]画面が表示されます。


[分析/プランニング]画面は、以下から構成されます。

項番

構成要素

説明

(1)

グローバルヘッダー

SystemwalkerとFujitsuのロゴが表示されます。

(2)

グローバルナビゲーション

以下のメニューがあります。

  • 監視
    [監視]画面を開きます。現在の状況を確認し、トラブル発生時には切り分けを行います。

  • 分析/プランニング
    [分析/プランニング]画面を開きます。トラブルを未然に防ぐためのサービス品質の中・長期的な分析や、プランニングを行います。

  • 定期レポート
    [定期レポート]画面を開きます。お客様へのサービスレベルの実績報告や、キャパシティプランニングのためのレポートを表示します。

  • コンソール定義を更新
    コンソール定義をリロードします。

  • ヘルプ
    「使用手引書(コンソール編)」を開きます。

(3)

分析条件域

カテゴリー、レポートの選択と、各レポートの分析条件の設定や登録を行うことができます。分析条件域の操作方法については次節で説明します。

(4)

コンテンツ表示域

各レポートのコンテンツが表示されます。


分析/プランニング画面基本的な操作

[分析/プランニング]画面では、以下の操作を行うことができます。

操作

説明

シナリオを利用してレポートを作成する

カテゴリー内に表示されるレポートを順に確認していくことで、目的に沿った分析やプランニングを行うことができます。

製品が提供するテンプレートと、コンソールごとにユーザーが登録するMyカテゴリーを利用することができます。

分析/プランニングの条件は、Myカテゴリーの場合、保存することができます。

作成したレポートの履歴を参照する

作成したレポートの履歴を表示します。

作成したレポートは、最大50個まで履歴として保存されます。

それを超える分については、作成日時の古い分析画面から自動的に削除されます。

Myカテゴリーを編集する

コンソールごとにユーザーが登録するMyカテゴリーについて、以下のことができます。

  • Myカテゴリーの管理

    • カテゴリーの追加
      既存のカテゴリーをコピーする方法と、空のカテゴリーを作成してから他のカテゴリーに登録されたレポートをコピーする方法があります。

    • カテゴリー名の変更

    • カテゴリーの削除

  • レポートの管理

    • レポートの追加

    • レポート名の変更

    • レポートの削除

  • 分析/プランニング条件の保存
    選択しているレポートにそのまま条件を保存する方法と、別名を付けて保存する方法があります。

参照

分析条件の操作方法に関しては「■分析条件域の基本的な操作方法」を参照してください。


■分析条件域の構成


分析条件域の基本的な操作方法

項番

構成要素

説明

(1)

カテゴリー

運用の目的に合わせてカテゴリーを選択します。

(2)

レポート

運用の目的に合わせてレポートを選択します。

(3)

対象設定

レポートの対象に関する指定を行います。

(4)

表示設定

レポートのデータ間隔、表示件数、およびファイル出力に関する指定を行います。

表示件数は、レポートによって指定方法が異なります。
CPU使用率などの場合、プロセスによるCPUの高使用率をトラブルシューティングするため、上位件数で抽出します。
メモリの空き容量などの場合、メモリの空き容量が極端に少ない場合のシステムダウン防止のため、下位件数で抽出します。

グラフで表示可能な件数は10件程度までです。10件以上の場合、グラフが凡例で潰れる場合があります。

レポートの種類によっては[詳細設定]でグラフサイズ等の設定が行えます。

(5)

期間

分析を行う期間を指定します。

(6)

操作ボタン(表示)

分析結果をレポート(コンテンツ)として表示するボタンです。