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Systemwalker Cloud Business Service Management V1.0.0 ITサービス管理 管理者ガイド
FUJITSU Software

11.2.1 運用分析ダッシュボードの接続先を変更した場合

管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスや、運用分析ダッシュボードのWebコンソールのポート番号、通信方式(HTTPS通信)の変更を反映します。

事前の確認

手順の中で、変更対象として記載されている以下のパラメータを確認してください。​

管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス
ホスト名を指定する場合は、名前解決ができることを確認してください。
Webコンソールで利用されるURLに埋め込まれるため、ブラウザからアクセスできる値を指定してください(localhostなどローカルループバックアドレスは指定しないでください)。
<運用分析ダッシュボード​の接続先>
以下の形式で指定してください。
スキーム://管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス:運用分析ダッシュボード機能のWebコンソールのポート番号
 
運用分析ダッシュボードのWebコンソールをHTTPS通信に変更した場合は、スキームに「https」を指定してください。それ以外の場合は「http」を指定します。
例)
https://192.168.0.1:18330

手順

  1. 10.1.2 ITサービス管理で受信メールの設定を行う」 で設定した[ポストマスター・フィルタ]のメールヘッダ[X-OTRS-Dashboard]を変更します。
    1. 管理者権限を持つ運用者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。
    2. [管理]画面の[メール設定]欄の[ポストマスター・フィルタ]をクリックします。
    3. 一覧から、「10.1.2 ITサービス管理で受信メールの設定を行う」で設定した[ポストマスター・フィルタ]の定義を開きます。
    4. 以下の項目を変更し、[送信]をクリックします。
      • メールヘッダを設定
        メールヘッダを設定 値を設定
        X-OTRS-Dashboard <運用分析ダッシュボードの接続先>
  2. Webservice定義に設定されている管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス​を変更します。
    1. 管理者権限を持つ運用者でWebコンソール(運用者/管理者用)にログインします。
    2. [管理]画面の[システム管理]欄の[Webサービス]をクリックします。
    3. [ウェブサービス一覧]から[ElasticSearchLinker]をクリックします。
    4. [リクエスターとしてのOTRS]欄にある[ネットワーク・トランスポート]右の[設定]ボタンをクリックします。
    5. [ホスト]欄に、運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能の接続先が以下の形式で設定されています。このうち、管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレスの値を変更します。
      http://管理サーバ(運用分析ダッシュボード機能)のホスト名またはIPアドレス:運用分析ダッシュボードのITサービス管理連携機能のポート番号

      例)

      http://192.168.0.1:18334
    6. [保存して終了]をクリックします。

    注意

    手順1の実施前に作成されたチケット内に記載されている運用分析ダッシュボードへのリンクは変更されません。