RMS構成スクリプトは、RMSリソースの状態の変化に反応したり、状態の変化を呼び出したりするシェルプログラムまたは実行可能ファイルの集まりです。
Faulted
OfflineFault
Offline
Online
Unknown
Wait
Deact
Inconsistent
Standby
Warning
RMSの活性処理またはリカバリ処理は、全てのスクリプトにより実行されます。スクリプトを使用しない場合、RMSリソースの監視は可能ですが、どんな状態変化による活性処理も行われません。スクリプトは特定リソースのオブジェクト定義 (Object Definition) の属性 (Attribute) として認識され、また、ディテクタから状態の変化に応じて BMから実行されます。たとえば、RMSネットワークリソースの状態がOnlineからFaultedに変わると、BMはRMSリソースのオブジェクト定義に定義されているFaultScriptを起動します。
RMSのスクリプトは、状態を変更するスクリプト (要求トリガ・スクリプト) と状態に反応して動作するスクリプト (状態トリガ・スクリプト) に分類されます。
PreOnlineScript
PreOfflineScript
PreCheckScript
OnlineScript
OfflineScript
OfflineDoneScript
PostOnlineScript
PostOfflineScript
FaultScript
使用しているRMSによっては、追加スクリプトが含まれている場合もあります。
参照
RMSリソース状態およびスクリプトの詳細についてはマニュアル、“PRIMECLUSTER RMS 導入運用手引書” を参照してください。