ページの先頭行へ戻る
PRIMECLUSTER  コンセプトガイド 4.4
FUJITSU Software

4.1.1 冗長化

高可用性を保証するために、以下の冗長手法が使用されます。

RMSによる冗長化システムは以下の要素により構成されます。

複数ノード

同一のオペレーティングシステムおよびRMSソフトウェアを導入した複数ノードによるクラスタを構成します。RMS構成でサポートする最大ノード数は、理論上無制限です。

参照

適切なノード数については、“PRIMECLUSTER ソフトウェア説明書 / インストールガイド”を参照してください。

共用記憶装置

RMS構成で定義されている全ノードで共用している、共用ディスク装置上の全てのデータにアクセスできるようにしておく必要があります。このためには、通常、全てのノードが SANの共用ディスクにアクセスできるようにしておく必要があります。ただし、NASなどの他のアクセス方法を使用することも可能です。

RMSネットワーク

RMSでは、RMS構成で定義されているノード間の通信に、TCP/IPプロトコルを使用します。RMSは、RMS構成で定義されている他ノードのRMSを監視するためにPRIMECLUSTERを構成する冗長化されたクラスタインタコネクト上のCluster Interconnect Protocol (CIP) を使用します。

参照

詳細については、“3.1.3 インタコネクトプロトコル” を参照してください。