本節では、Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用してZFSファイルシステムをバックアップ/リストアする手順について説明します。
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用するバックアップ/リストア手順は、非TFOVの場合と同じです。詳細は、「付録G ZFSファイルシステムのバックアップ/リストア」を参照してください。
注意
事前にStorage Clusterの設定が必要です。
レプリケーション運用の場合
「7.4 事前準備」に従ってAdvancedCopy Managerを使用するための事前設定を行いますが、Storage Clusterの設定は、「7.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み」より前に実施してください。
AdvancedCopy Manager CCM運用の場合
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド Copy Control Module編』の「Storage Clusterコンティニュアスコピー機能」にある「セットアップ」に従ってAdvancedCopy Managerを使用するための事前設定を行いますが、Storage Clusterの設定は、「コピーグループの作成」より前に実施してください。
Storage Clusterの設定は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「Storage Cluster機能」を参照してください。
Storage Clusterコンティニュアスコピー機能を利用するZFSファイルシステムのバックアップ/リストアでは、以下の方式をサポートします。
8.7.2 ZFSスナップショット機能とzfs send/zfs receiveコマンドを使用したオンラインバックアップ
8.7.3 ZFSのexport/import機能を利用したオフラインバックアップ(システム停止/ストレージプールの切離し)
各方式の詳細は、「G.1.2 バックアップ方式」を参照してください。