マルチテナント機能を使用しているOracleデータベースに対して、PDBを追加・削除する場合は以下の手順で実施してください。
userApplicationを起動した状態でPDBを追加してください。以下の手順は、userApplicationが起動しているノード上で実施してください。
Oracleインスタンスリソースの設定変更は不要です。追加したPDBは監視再開後に自動的に監視されます。
保守モード/監視中断
# /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvutil -m on <userApplication> (保守モード) # /opt/FJSVclora/sbin/hvoradisable -a <userApplication> (監視中断)
保守モード移行/監視中断の確認
保守モードへの移行や監視中断が正常に行われたことを確認してください。
(参考 「4.1 hvoradisable - リソース監視の中断」 - 注意)
PDBを追加
PDBを追加してください。PDBのデータファイルは共用ディスクへ格納してください。PDBを起動してOPEN_MODEが“READ WRITE”になっていることを確認してください。
参照
詳しくは Oracle Database のマニュアルを参照してください。
監視再開/保守モード解除
# /opt/FJSVclora/sbin/hvoraenable -a <userApplication> (監視再開) # /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvutil -m off <userApplication> (保守モード解除)
監視再開/保守モード解除の確認
監視再開や保守モードの解除が正常に行われたことを確認してください。
(参考 「4.2 hvoraenable - リソース監視の再開」 - 注意)
PDB監視の確認
syslogに以下のメッセージが出力されることを確認してください。
FSP_PCLW-ORACLE_FJSVclora: INFO: 9142: OPEN_MODE of PDB <PDB名> was OPEN. (CDB=<CDBのORACLE_SID> PDB=<PDB名> OPEN_MODE=<PDBのステータス>)
待機ノードへの切替確認
userApplication を待機ノードへ切替えて、CDBとPDBが正しく起動することを確認してください。
手順 6 のメッセージが出力されることを確認してください。
userApplicationを起動した状態でPDBを削除してください。以下の手順は、userApplicationが起動しているノード上で実施してください。
Oracleインスタンスリソースの設定変更は不要です。削除したPDBは監視再開後に自動的に監視対象から外れます。
保守モード/監視中断
# /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvutil -m on <userApplication> (保守モード) # /opt/FJSVclora/sbin/hvoradisable -a <userApplication> (監視中断)
保守モード移行/監視中断の確認
保守モードへの移行や監視中断が正常に行われたことを確認してください。
(参考 「4.1 hvoradisable - リソース監視の中断」 - 注意)
PDBを削除
PDBを削除してください。
参照
詳しくは Oracle Database のマニュアルを参照してください。
監視再開/保守モード解除
# /opt/FJSVclora/sbin/hvoraenable -a <userApplication> (監視再開) # /opt/SMAW/SMAWRrms/bin/hvutil -m off <userApplication> (保守モード解除)
監視再開/保守モード解除の確認
監視再開や保守モードの解除が正常に行われたことを確認してください。
(参考 「4.2 hvoraenable - リソース監視の再開」 - 注意)