クラスタを構成する各ノード(運用ノード、待機ノード)で、MQDキューを追加・削除します。
準備
運用ノード
運用ノードのuserApplicationをオンラインにしてください。
MQDキューの追加・削除に必要な環境変数を設定します。
Bシェルの場合
. /opt/FJSVesi/bin/esienv.sh
Cシェルの場合
source /opt/FJSVesi/bin/esienv.csh
待機ノード
待機ノードのuserApplicationをオンラインにしてください。
MQDキューの追加・削除に必要な環境変数を設定します。
Bシェルの場合
. /opt/FJSVesi/bin/esienv.sh
Cシェルの場合
source /opt/FJSVesi/bin/esienv.csh
MQDキューの追加・削除
MQDキューの追加・削除は、以下の手順で行います。
運用ノード、待機ノードの順でMQDキューを追加・削除してください。
MQDキュー追加・削除時は、対象ノードのuserApplicationをオンラインにしてください。
対象ノードのuserApplicationを保守モードにします。
クラスタの操作方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。
MQDキューを追加・削除します。
MQDキューの追加・削除方法については、“第25章 MQD利用時の設定 ”を参照してください。
対象ノードのuserApplicationの保守モードを解除します。
クラスタの操作方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。
注意
MQDキューの追加・削除でクラスタシステムがエラーを検出した場合は、“Faultのクリア”を行った後、RMSを再起動してください。
状態繊維プロシジャの再登録
クラスタ環境にMQDキューを追加・削除する場合、以下の状態遷移プロシジャを再登録してください。
プロシジャ名 | 用途 | リソース種別 |
---|---|---|
userApplication名.IJSERVER_INTERSTAGE | IJServer用 | Application |
userApplication名.ODWU_INTERSTAGE | CORBAワークユニット用 | Application |
userApplication名.UTYWU_INTERSTAGE | UTYワークユニット用 | Application |
MQDキューを追加・削除した後に、状態遷移プロシジャを以下の手順で再登録してください。
クラスタ環境のuserApplicationに登録された状態遷移プロシジャを削除します。
クラスタ環境に登録済みの状態遷移プロシジャを削除します。(esiunsetclproc)
作成済みの状態遷移プロシジャを削除します。(esidelclproc)
状態遷移プロシジャを生成します。(esigenclproc)
状態遷移プロシジャをクラスタ環境に登録します。(esisetclproc)
クラスタ環境のuserApplicationに状態遷移プロシジャを登録します。
状態遷移プロシジャの登録・削除方法については、“27.5.1.4 状態遷移プロシジャの生成”および“27.5.1.5 状態遷移プロシジャの登録”を参照してください。
userApplicationへの登録または削除は、“userApplication Configuration wizard”で行います。
“userApplication Configuration wizard”については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
userApplicationへの登録または削除は、hvwコマンドを使用します。
hvwコマンドの詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。
状態遷移プロシジャの再登録後、PRIMECLUSTERのCluster Admin(GUI)を使用して運用ノードを起動し、運用ノードのuserApplicationの状態がOnlineであることを確認してください。
また確認後、待機ノードに切り替え、待機ノードがOnlineになることを確認してください。
Cluster Admin(GUI)については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
注意
起動優先順位が正しくない場合は、以下の手順に従って対処してください。
Web-Based Admin View クライアントが起動しているWebブラウザを終了します。
Webブラウザを起動します。
Web-Based Admin Viewを起動します。
userApplication Configuration Wizardを起動します。
アプリケーションを削除します。
なお、アプリケーションだけを削除してください。配下のリソースは、削除不要です。
削除したアプリケーションを再度作成します。