ページの先頭行へ戻る
Interstage Service Integrator V9.6.1 導入ガイド
FUJITSU Software

27.6.2 MQDキューの追加・削除

クラスタを構成する各ノード(運用ノード、待機ノード)で、MQDキューを追加・削除します。

準備

運用ノード

運用ノードのuserApplicationをオンラインにしてください。
MQDキューの追加・削除に必要な環境変数を設定します。

Bシェルの場合

. /opt/FJSVesi/bin/esienv.sh

Cシェルの場合

source /opt/FJSVesi/bin/esienv.csh

待機ノード

待機ノードのuserApplicationをオンラインにしてください。
MQDキューの追加・削除に必要な環境変数を設定します。

Bシェルの場合

. /opt/FJSVesi/bin/esienv.sh

Cシェルの場合

source /opt/FJSVesi/bin/esienv.csh

MQDキューの追加・削除

MQDキューの追加・削除は、以下の手順で行います。
運用ノード、待機ノードの順でMQDキューを追加・削除してください。
MQDキュー追加・削除時は、対象ノードのuserApplicationをオンラインにしてください。

  1. 対象ノードのuserApplicationを保守モードにします。

    クラスタの操作方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。

  2. MQDキューを追加・削除します。

    MQDキューの追加・削除方法については、“第25章 MQD利用時の設定 ”を参照してください。

  3. 対象ノードのuserApplicationの保守モードを解除します。

    クラスタの操作方法については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。

注意

MQDキューの追加・削除でクラスタシステムがエラーを検出した場合は、“Faultのクリア”を行った後、RMSを再起動してください。

状態繊維プロシジャの再登録

クラスタ環境にMQDキューを追加・削除する場合、以下の状態遷移プロシジャを再登録してください。

表27.32 再登録する状態遷移プロシジャ

プロシジャ名

用途

リソース種別

userApplication名.IJSERVER_INTERSTAGE

IJServer用

Application

userApplication名.ODWU_INTERSTAGE

CORBAワークユニット用

Application

userApplication名.UTYWU_INTERSTAGE

UTYワークユニット用

Application

MQDキューを追加・削除した後に、状態遷移プロシジャを以下の手順で再登録してください。

  1. クラスタ環境のuserApplicationに登録された状態遷移プロシジャを削除します。

  2. クラスタ環境に登録済みの状態遷移プロシジャを削除します。(esiunsetclproc)

  3. 作成済みの状態遷移プロシジャを削除します。(esidelclproc)

  4. 状態遷移プロシジャを生成します。(esigenclproc)

  5. 状態遷移プロシジャをクラスタ環境に登録します。(esisetclproc)

  6. クラスタ環境のuserApplicationに状態遷移プロシジャを登録します。

状態遷移プロシジャの登録・削除方法については、“27.5.1.4 状態遷移プロシジャの生成”および“27.5.1.5 状態遷移プロシジャの登録”を参照してください。


userApplicationへの登録または削除は、“userApplication Configuration wizard”で行います。
“userApplication Configuration wizard”については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。


userApplicationへの登録または削除は、hvwコマンドを使用します。
hvwコマンドの詳細については、“PRIMECLUSTER 導入運用手引書”を参照してください。

状態遷移プロシジャの再登録後、PRIMECLUSTERのCluster Admin(GUI)を使用して運用ノードを起動し、運用ノードのuserApplicationの状態がOnlineであることを確認してください。
また確認後、待機ノードに切り替え、待機ノードがOnlineになることを確認してください。
Cluster Admin(GUI)については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

注意

起動優先順位が正しくない場合は、以下の手順に従って対処してください。

  1. Web-Based Admin View クライアントが起動しているWebブラウザを終了します。

  2. Webブラウザを起動します。

  3. Web-Based Admin Viewを起動します。

  4. userApplication Configuration Wizardを起動します。

  5. アプリケーションを削除します。
    なお、アプリケーションだけを削除してください。配下のリソースは、削除不要です。

  6. 削除したアプリケーションを再度作成します。