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Interstage Service Integrator V9.6.0 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

C.3.3 IBASを運用している筺体にISIをインストールする場合

IBASを運用している筺体にISIをインストールする場合のインストール方法について説明します。

インストール手順は以下のとおりです。

  1. IBASのインストール環境の変更

  2. 運用形態の確認と変更

  3. ISIのインストール

IBASのインストール環境の変更

IBASのインストール環境を、以降にインストールする各製品で必要な環境に変更します。
IBASでインストールされている機能の追加や削除の方法については、以下のマニュアルを参照し、必要な作業を確認して、インストールしてください。

“IBAS インストールガイド”の“インストール作業”にある“機能の追加と削除”

ポイント

  • 以降にインストールする各製品で事前にインストールが必要なInterstage Application Serverの機能をインストールしてください。必要な機能は以下のとおりです。

    • 以降にISI SEをインストールする場合

      IBAS SE V11.1.0の場合

      • アプリケーション連携実行基盤

      • セキュア通信サービス

      • Java EE

    • 以降にISI EEをインストールする場合

      IBAS SE V11.1.0の場合

      • アプリケーション連携実行基盤

      • セキュア通信サービス

      • MessageQueueDirector

      • Java EE

  • IBASの高信頼性ログ機能が“Client機能”だけインストールされている場合は、ISI EEの高信頼性機能をインストールできません。ISI EEの高信頼性機能を利用する場合は、以下の手順でIBASの以下の変更を実施してください。

    1. IBASの“機能の追加と削除”の手順で、“高信頼性ログ機能”を削除

    2. “Symfoware Server Client”をアンインストール

    3. IBASの“機能の追加と削除”の手順で、“高信頼性ログ機能”を追加
      高信頼性ログ機能は、“Client機能 + Server機能”を選択してインストール

運用形態の確認と変更

IBASの運用形態を確認し、必要に応じてISIを運用するために必要な変更を行ってください。

運用形態の確認、および変更方法は、“ISI 導入ガイド”または“ISI Java EE導入ガイド”の“ISIサーバ基本構成のセットアップ”にある“セットアップ前の作業”を参照してください。

ISIのインストール

ISIのインストールには、インストールの前に必要な作業やインストール後に必要な作業があります。以下のマニュアルを参照し、必要な作業を確認して、インストールしてください。

“ISI 導入ガイド”または“ISI Java EE導入ガイド”の“移行時の作業”にある“インストール”

ポイント

  • ISIのインストールは、“ISI統合インストーラ”を使用してインストールしてください。
    “ISIインストーラ”は使用しないでください。

  • 同一筐体にISIをインストールした場合は、簡易セットアップは実施されません。
    インストール後にセットアップ作業を実施してください。