IBASを運用している筺体にISIをインストールする場合のインストール方法について説明します。
インストール手順は以下のとおりです。
IBASのインストール環境の変更
IBASのインストール環境を、以降にインストールする各製品で必要な環境に変更します。
IBASでインストールされている機能の追加や削除の方法については、以下のマニュアルを参照し、必要な作業を確認して、インストールしてください。
“IBAS インストールガイド”の“インストール作業”にある“機能の追加と削除”
ポイント
以降にインストールする各製品で事前にインストールが必要なInterstage Application Serverの機能をインストールしてください。必要な機能は以下のとおりです。
以降にISI SEをインストールする場合
IBAS SE V11.1.0の場合
アプリケーション連携実行基盤
セキュア通信サービス
Java EE
以降にISI EEをインストールする場合
IBAS SE V11.1.0の場合
アプリケーション連携実行基盤
セキュア通信サービス
MessageQueueDirector
Java EE
IBASの高信頼性ログ機能が“Client機能”だけインストールされている場合は、ISI EEの高信頼性機能をインストールできません。ISI EEの高信頼性機能を利用する場合は、以下の手順でIBASの以下の変更を実施してください。
IBASの“機能の追加と削除”の手順で、“高信頼性ログ機能”を削除
“Symfoware Server Client”をアンインストール
IBASの“機能の追加と削除”の手順で、“高信頼性ログ機能”を追加
高信頼性ログ機能は、“Client機能 + Server機能”を選択してインストール
運用形態の確認と変更
IBASの運用形態を確認し、必要に応じてISIを運用するために必要な変更を行ってください。
運用形態の確認、および変更方法は、“ISI 導入ガイド”または“ISI Java EE導入ガイド”の“ISIサーバ基本構成のセットアップ”にある“セットアップ前の作業”を参照してください。
ISIのインストール
ISIのインストールには、インストールの前に必要な作業やインストール後に必要な作業があります。以下のマニュアルを参照し、必要な作業を確認して、インストールしてください。
“ISI 導入ガイド”または“ISI Java EE導入ガイド”の“移行時の作業”にある“インストール”
ポイント
ISIのインストールは、“ISI統合インストーラ”を使用してインストールしてください。
“ISIインストーラ”は使用しないでください。
同一筐体にISIをインストールした場合は、簡易セットアップは実施されません。
インストール後にセットアップ作業を実施してください。