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Interstage Service Integrator V9.6.0 Java EE導入ガイド
FUJITSU Software

1.8.1 ディスク容量の見積り

ISIの運用に必要なディスク容量を見積もります。

インストールに必要なディスク容量は、以下を参照してください。

2.1 ハードウェア環境

5.1 ハードウェア環境

シーケンスログ(実行ログ)格納ディレクトリ

ISIを使用した業務を運用すると、以下の位置に、シーケンスログファイル(実行ログファイル)が出力されます。シーケンスログのバックアップファイルは、日単位に作成されます。

<INSDIR>\var\log\sequence 配下

/opt/FJSVesi/var/log/sequence 配下

シーケンスログ格納ディレクトリに必要なディスク容量は、以下のとおりです。

ディスク所要量(単位:Kバイト)
=0.6×(シーケンス定義のステップの数+1)×日単位のトランザクション数×利用日数×安全係数1.2
  +6.5×日単位のトランザクション数×利用日数×安全係数1.2

※過去のログの自動削除を有効にしている場合は、利用日数=保持期間として計算してください。

注意

シーケンスログのバックアップファイルは、日単位に作成されます。過去のログの自動削除を無効にしている場合、シーケンスログは自動的に削除されないため、定期的にバックアップファイルを別のディスクに退避してください。

過去のログの保持期間は、ISI運用管理コンソールを使って設定できます。設定方法については“ISI Java EE運用ガイド”の“ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

III連携を利用している場合、過去のログの保持期間はiiusetcfgコマンドで設定します。コマンドの詳細は、“リファレンス”を参照してください。

トレースログ格納ディレクトリ

ISIを使用した業務を運用すると、以下の位置に、トレースログファイルが出力されます。トレースログのバックアップファイルは、トレースログの切り替えサイズを超えた場合に作成されます。

<INSDIR>\var\log\trace 配下

/opt/FJSVesi/var/log/trace 配下

トレースログ格納ディレクトリに必要なディスク容量は、以下のとおりです。

ディスク所要量(単位:Mバイト)=切り替えサイズ×(バックアップファイル数+1)×1.2(安全係数)

ディスク所要量は、業務データの内容や運用(トレースログの出力レベル、エラー発生回数)によって変わります。
必要とするトレースログの切り替えサイズとバックアップファイル数はISI運用管理コンソールを使って設定できます。設定方法については、“ISI Java EE運用ガイド”の“ISI運用管理コンソールのヘルプ”を参照してください。

操作ログ格納ディレクトリ

ユーザに対するロールの設定を行った場合、ISI運用管理コンソールを操作すると、以下の位置に操作ログファイルが出力されます。操作ログのバックアップファイルは、日単位に作成されます。

<INSDIR>\var\log\isiconsole 配下

/opt/FJSVesi/var/log/isiconsole 配下

操作ログ格納ディレクトリに必要なディスク容量は、以下のとおりです。

ディスク所要量(単位:Kバイト)
=0.5×1ユーザが行う画面遷移の数×日単位のログインユーザ数×利用日数×安全係数1.2

※過去のログの自動削除を有効にしている場合は、利用日数=保持期間として計算してください。

注意

操作ログのバックアップファイルは、日単位に作成されます。過去のログの自動削除を無効にしている場合、操作ログは自動的に削除されないため、定期的にバックアップファイルを別のディスクに退避してください。

過去のログの保持期間は、ISIの環境設定ファイルに設定します。設定方法については“9.4 環境のカスタマイズ”、または“15.4 環境のカスタマイズ”を参照してください。