GS/SURE連携方式では、二重化した伝送路を同時に使用していますが、スループット向上の効果は期待できません。
GS/SURE連携方式を使用する場合には、必ず通信相手監視機能を設定してください。設定方法については“7.5 hanetobservコマンド”を参照してください。
GS/SURE連携方式は、SPARC M10、SPARC Enterprise、PRIMEPOWER、GP7000F、富士通S series、GP-S、PRIMERGY、PRIMEQUESTとの間の通信には利用できません。
GS/SURE連携方式では、RIPプロトコルを使用して、通信相手先の仮想IPアドレスへの経路を認識しています。GS/SUREシステム(通信相手先)で、RIP広報を設定してください。本方式では、RIPv1に対応しています。
GS/SURE連携方式では、1つの仮想IPアドレスに対して、最大4台のホストと通信できます。5台目以降に設定されたホストとは通信できません。
GS/SURE連携方式では、可変長サブネット環境下での運用はできません。仮想インタフェースに対するサブネットマスクはすべて同一の値を設定するようにしてください。
自システムは1つのネットワーク上に接続可能なNICのインタフェースは1つのみです。複数のインタフェースを同一ネットワーク上に接続することはできません。
グローバルサーバ、PRIMEFORCE側のLANアダプターとして、LR、CLCU、またはLANC2を使用する場合、「チャネル組込み方式」を使用してください。
GS/SURE連携方式を使用する場合、グローバルサーバ、PRIMEFORCE側の、VTAM-G TISPのネットワーク定義に以下の機能を使用するための定義が必要となります。
LAN二重化による接続機能
ネットワーク障害からの回復機能
ホスト障害からの回復機能(動的システムアドレス切替えによるホットスタンバイ)
定義方法の詳細については、マニュアルの「OSIV VTAM-G TISP説明書」を参照してください。
GS/SURE連携方式では、自システムと相手システム(GSサーバ/SURE SYSTEM)の間に、他のサーバを接続しないでください。
GSからGLSあてにTNOTIFYを実行した場合、GLSは処理結果80を返します。