ファイルの割当て機能の資源の解除方法の変更に関する情報を以下に示します。
ファイルの割当て機能の資源の解除方法の変更
“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の“ファイルの割当てと解除”において、解除方法としてアクティビティ異常終了時の解除方法の指定が可能になったことに伴いフローが中断した際のファイルの保持動作に変更があります。
変更内容
V9.3.2以前は、アクティビティの異常終了、フローのキャンセル、およびフローのタイムアウトによりフローが中断した場合、ファイルの割当て方法、およびファイルの割当て解除方法に関わらず全てのファイルを保持する動作です。
V9.4.0以降では、フローが中断した際(中断前)に最後の実行されたアクティビティのファイルの割当て解除方法に従いファイルの削除、または保持する動作になります。
なお、V9.3.2以前のバージョンのフロー定義を使用する場合は、V9.3.2以前の動作になります。
影響
V9.4.0以降のバージョンのフロー定義を使用し、フローの中断時に全てのファイルの保持が必要な場合にファイルが保持されません。
対処方法
フローの中断時に全てのファイルを保持する場合は、フロー定義ツールを用いて、フロー定義のプロパティの[アクティビティが異常終了した場合の資源の後処理を設定する]のチェックをオフに変更してください。
変更方法の詳細については、“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”の”フロー定義の作成”の”プロパティ”を参照してください。