“Interstage Job Workload Server バッチ実行基盤(Java)”で使用する、アプリケーション連携フロー定義と業務処理実行アプリケーションを管理するプロジェクトに変更があります。
変更内容
V9.3.2以前は、アプリケーション連携フロープロジェクト(EJBプロジェクトをベースとしています)でアプリケーション連携フロー定義と業務処理実行アプリケーションを管理していました。
V9.4.0以降では、バッチ実行フロープロジェクト(Javaプロジェクトをベースとしています)で、これらの資産を管理します。
影響
V9.4.0以降では、業務処理実行アプリケーションは、POJOのアプリケーションとして作成します。
アプリケーション連携フロープロジェクトでは、業務処理実行アプリケーションがEJBアプリケーションとして作成されるため、EJBの情報(V9.4.0以降では不要な情報)が業務処理実行アプリケーションに格納されます。
対処方法
以下の手順で、アプリケーション連携フロープロジェクトを移行します。
Interstage Job Workload Server V9.3.2以前で使用しているワークスペースを選択して、Interstage Job Workload Server V9.4.0以降がプラグインされているInterstage Studioを起動します。
新規にバッチ実行フロープロジェクトを作成します。このプロジェクトは、資産の移行先のプロジェクトとして使用します。
既存のアプリケーション連携フロープロジェクトのリソースを、新規に作成したプロジェクトへ複写します。
リソース名 | 複写元 | 複写先 |
業務処理実行アプリケーションのソースコード | プロジェクト/ejbModule | プロジェクト/src |
アプリケーション連携フロー定義 | プロジェクト/ | プロジェクト/ |