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PowerSORT Workstation (32bit) V8.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

A.2.12 先入力先出力(FIFO)機能を使った例

次のプログラムは、既に存在するレコード長100バイトのバイナリファイル "c:\sortin" を、レコードの20バイト目から4バイトの外部10進数をキーフィールドとして昇順に並べます。同値のキーフィールドを持つレコードが複数あった場合、先に入力したレコードを先に出力し、その結果をバイナリファイル "c:\sortout" に出力するコードの記述例です。

Private Sub Command1_Click()
    'エラーメッセージを表示しない旨を指定します。
    PowerSORT1.DispMessage = False
    'ソート処理を指定します。
    PowerSORT1.DisposalNumber = 0
    'キーフィールドとしてレコードの20バイト目から4バイトの外部10進数を昇順で並べるように指定します。
    PowerSORT1.KeyCmdStr = "19.4zdla"
    '指定したキーフィールドが同じ内容だった場合、先に入力したレコードを先に出力するように指定します。
    PowerSORT1.HandlingSameKey = 1
    '入力ファイル名を指定します。
    PowerSORT1.InputFiles = "c:\sortin"
    '入力ファイル種別にバイナリ固定長を指定します。
    PowerSORT1.InputFileType = 1
    '出力ファイル名を指定します。
    PowerSORT1.OutputFile = "c:\sortout"
    '出力ファイル種別にバイナリ固定長を指定します。
    PowerSORT1.OutputFileType = 1
    'レコード長は100バイトです。
    PowerSORT1.MaxRecordLength = 100
    'PowerSORTのDLLを呼出し実行します。
    PowerSORT1.Action
    'エラー検出時の処理。
    If PowerSORT1.ErrorCode <> 0 Then
        Msgbox "PowerSORTでエラーを検出しました。" & " ErrorDetail=" & PowerSORT1.ErrorDetail
        Exit Sub
    End If
End Sub