PRIMECLUSTERでは、一部のプロセスをリアルタイムクラスで動作させています。このため、DRによるシステムボードの追加、削除を行うと、以下の応答メッセージが表示されます。
Dec 25 21:12:41 Real time processes[pid= 4038 4218 4216 4286 4286 4286 4286 4046 4220 4134 4134 4134 4134 4134 4214 4221 4228 4287 4256 4291 4290 4288 4289 5350 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946 12946] is running. Do you continue DR ? [YES]/[NO]
表示されているプロセスIDが、PRIMECLUSTERのデーモンのものであることを確認し、yesと入力することでDRを継続してください。(マルチスレッドで動作しているプロセスは、同じプロセスIDが重複して表示されます。)
PRIMECLUSTERで起動するリアルタイムプロセスには、以下のものがあります。
PRIMECLUSTER
rcsd, bm, hvdet_*(注1)
(注1) プロセスbmからアプリケーションの構成に応じたディテクタがリアルタイムプロセスとして起動されます。親プロセスがbmでかつプロセス名が"hvdet_"から始まるプロセスは、PRIMECLUSTERのディテクタと判断してください。
DRを頻繁に行う場合や、処理を自動化したい場合には、連携スクリプトを作成しdr_confコマンドを利用することで、この応答を不要にすることができます。詳しくは“SPARC M10 システム ドメイン構築ガイド”を参照してください。
DR中にRMSが一時停止することがあるため、以下の警告メッセージが表示される場合があります。
(SYS, 88): WARNING: No heartbeat from cluster host node0RMS within the last 10 seconds. This may be a temporary problem caused by high system load. RMS will react if this problem persists for 590 seconds more.
このメッセージはRMSのハートビートが一時的に途切れたことを示しています。DR中に表示された場合は、対処の必要はありませんので、無視してください。