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NetCOBOL V12.0 LEサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

10.2 CEE3LNG

現行の各国語を設定します。CEE3LNGを使用して、現行の各国語を照会することもできます。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CEE3LNG" USING
    BY REFERENCE FUNCTN, 
    BY REFERENCE LANG, 
    BY REFERENCE FC.
パラメタのデータ定義
01 FUNCTN PIC S9(9) BINARY.
01 LANG PIC X(3).
01 FC.
   02 Condition-Token-Value.
   COPY CEEIGZCT.
       03 Case-1-Condition-ID.
           04 Severity PIC S9(4) BINARY.
           04 Msg-No   PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-2-Condition-ID
           REDEFINES Case-1-Condition-ID.
           04 Class-Code PIC S9(4) BINARY.
           04 Cause-Code PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-Sev-Ctl PIC X.
       03 Facility-ID PIC XXX.
   02 I-S-Info PIC S9(9) BINARY.
FUNCTN (入力)

サブルーチンの実行内容を指定します。

FUNCTN に指定できる値は以下のとおりです。

  • 1-SET
    LANGパラメタを、現行の各国語として設定します。スタックの最上位は、LANGパラメタの値に置き換えられます。各国語を設定するときには、LANG が大文字に変換されます。
    例えば、「enu」と「ENU」は、同じ各国語と見なされます。

  • 2-QUERY
    スタックの最上位にある各国語を照会します。照会した各国語は大文字に変換してLANGパラメタに設定されます。
    3-PUSH
    LANGパラメタを各国語スタックの最上位に入れます。

  • 4-POP
    現行の各国語を各国語スタックから取り出します。取り出した各国語は、LANGパラメタに設定されます。

LANG (入出力)

国語が格納されます。

国別コードは3文字の固定長文字列です。大文字と小文字の区別はありません

FUNCTN設定値

対応するLANG

1または3

各国語ID を指定します。(入力パラメタ)

注:以下の国の言語のみがサポートされています。

ENU : 大/小文字混合の米国英語

UEN : 大文字の米国英語

JPN : 日本語

2

スタックの最上位にある現行の言語を戻します。(出力パラメタ)

4

廃棄された言語を戻します。(出力パラメタ)

FC (出力)

フィードバック・コード域を指定します。

返却されるフィードバック・コードとコードの意味は以下のとおりです。

コード

重大度
(Severity)

メッセージ番号
(Msg-No)

意味

CEE000

0

0

成功

CEE3BQ

2

3450

POP 要求が出されたときにスタック上には1 つの言語しかありませんでした。

CEE3BR

3

3451

PUSH 要求またはSET要求に指定された言語LANG が無効です。

CEE3BS

3

3452

FUNCTN が認識されませんでした。