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NetCOBOL V12.0 LEサブルーチン ユーザーズガイド
FUJITSU Software

10.1 CEE3CTY

デフォルトの国を設定します。

指定方法

呼出しの記述
CALL "CEE3CTY" USING 
    BY REFERENCE FUNCTN, 
    BY REFERENCE COUNTRY, 
    BY REFERENCE FC.
パラメタのデータ定義
01 FUNCTN PIC S9(9) BINARY.
01 COUNTRY PIC X(2).
01 FC.
   02 Condition-Token-Value.
   COPY CEEIGZCT.
       03 Case-1-Condition-ID.
           04 Severity PIC S9(4) BINARY.
           04 Msg-No   PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-2-Condition-ID
           REDEFINES Case-1-Condition-ID.
           04 Class-Code PIC S9(4) BINARY.
           04 Cause-Code PIC S9(4) BINARY.
       03 Case-Sev-Ctl PIC X.
       03 Facility-ID PIC XXX.
   02 I-S-Info PIC S9(9) BINARY.
FUNCTN (入力)

サブルーチンの実行内容を指定します。

指定可能な値は以下のとおりです。

  • 1-SET
    COUNTRYパラメタを現行の国別コードに設定します。スタックの最上位は、COUNTRYパラメタの値に置き換えられます。

  • 2-QUERY
    スタックの最上位にある国別コードを照会します。照会した国別コードは、COUNTRYパラメタに設定されます。

  • 3-PUSH
    COUNTRYパラメタを国別コードのスタックの最上位に入れます。

  • 4-POP
    現行の国別コードを取り出します。取り出した国別コードは、COUNTRYパラメタに設定されます。

COUNTRY (入出力)

国別コードが格納されます。

国別コードは2 文字の固定長文字列です。大文字と小文字の区別はありません

FUNCTNの値

COUNTRYの内容

1または3

国別コードを指定します。(入力パラメタ)

2

国別コードスタックの最上位ある国別コードを返します。(出力パラメタ)

4

廃棄された国別コードを戻します。(出力パラメタ)

FC (出力)

フィードバック・コード域を指定します。

返却されるフィードバック・コードとコードの意味は以下のとおりです。

コード

重大度
(Severity)

メッセージ番号
(Msg-No)

意味

CEE000

0

0

成功

CEE3BV

2

3455

POP 要求が出されたとき、スタック上に国別コードは1 つしかありませんでした。

CEE3C0

3

3456

PUSH またはSET により指定された国別コードCOUNTRYが無効です。

CEE3C1

3

3457

指定されたFUNCTN が認識されません。