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NetCOBOL V12.0 ユーザーズガイド(UNIX分散開発編)
FUJITSU Software

A.2.1 概要

以下に、各プラットフォーム向けのNetCOBOL製品がそれぞれサポートする言語の機能とその重なりを示します。

図A.1 NetCOBOL製品間の機能差

図A.1 NetCOBOL製品間の機能差”で示した機能差の理由の1つは、各プラットフォーム向けの製品での機能のサポート状況の違いです。“図A.1 NetCOBOL製品間の機能差”で示した機能差のある機能のサポート状況を“表A.2 各プラットフォーム向けのNetCOBOL製品の機能サポート状況”に示します。

表A.2 各プラットフォーム向けのNetCOBOL製品の機能サポート状況

No

機能名

概要

OS毎のサポート状況

Solaris 32bit版 NetCOBOL

Linux 32bit版 NetCOBOL

Linux
(Itanium)
64bit版 NetCOBOL

1

日本語処理

COBOLのデータ項目で、日本語データを使用する機能。

2

JEF/EBCDIC

サポート

COBOLプログラムの使用する文字コード系としてJEF/EBCDICを使用する機能。

×

×

×

3

拡張日本語印刷

フォームオーバレイパターン、帳票定義体、FCBなどを使用した高度な印刷機能

4

表示ファイル

(画面)

表示ファイルを用いて、画面入出力を行う機能。

×

×

5

表示ファイル

(印刷)

表示ファイルを用いて、帳票出力を行う機能。

6

表示ファイル

(多画面)

多画面定義体を使用することで、画面設計に依存しないプログラミングを可能とする機能。

×

×

×

7

スクリーン操作

ACCEPT/ DISPLAY文を用いて、レイアウト付きの画面からの入出力をする機能。

×

×

8

データベース操作

埋め込みSQL文を使用して、COBOLプログラムからデータベースを操作する機能。

9

Web連携機能

COBOLでWebアプリケーションを開発する機能。

×

10

COM連携機能

COBOLでCOMサーバ/COMクライアントを作成する機能

×

×

×

●  :  Windows版NetCOBOL製品の機能を基準に、同じ動作を期待できない。
△  :  Windows版NetCOBOL製品の機能を基準に、機能に制限がある。
×  :  Windows版NetCOBOL製品の機能を基準に、機能が提供されていない。