UNIX分散開発に利用可能なNetCOBOL製品組合せ
以下にUNIX分散開発を行うために必要なNetCOBOL製品の組合せを示します。
Windows製品 | |||||
---|---|---|---|---|---|
Base Edition | Standard Edition | Professional Edition | Enterprise Edition | ||
Solaris 32bit版 | Base Edition | × | × | × | × |
Standard Edition | × | × | × | × | |
Professional Edition | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Enterprise Edition | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Linux 32bit版 | Base Edition | × | × | × | × |
Standard Edition | × | × | × | × | |
Enterprise Edition | ○ | ○ | ○ | ○ | |
Linux(Itanium) | Enterprise Edition | ○ | ○ | ○ | ○ |
○ : 分散開発をサポートする
× : 分散開発をサポートしない
UNIX分散開発に使用されるソフトウェア製品・コンポーネントの一覧
UNIX系プログラムをWindowsシステム上で分散開発するために、UNIX系システム上およびWindowsシステム上に必要となるソフトウェア製品・コンポーネントの一覧を“表1.4 分散開発環境に必要なソフトウェア製品・コンポーネント”に示します。
目的 | Windowsシステム | UNIX系システム |
---|---|---|
分散開発基盤 | ||
文字コード変換 | Charset Manager(*1) | Charset Manager(*1) |
UNIXサーバ連携 | Windows TCP/IPサービス(*2) | telnetd/ftpd/rexec(*3) |
プロジェクトマネージャ(*5) | サーバ側分散開発マネージャ(*4) | |
開発系 | ||
開発言語(COBOL) | NetCOBOL(*5) | NetCOBOL(*5) |
開発環境 | プロジェクトマネージャ(*5) | makeユーティリティ |
ソース等の編集 | COBOLエディタ(*5) | viその他システムに付属のエディタ |
プログラムのデバッグ | COBOLデバッガ(*5) | COBOLデバッガ(*5)(*7) |
画面、帳票などの設計 | FORM/PowerFORM(*6) | なし |
オーバレイパターンの作成 | FORM/PowerFORM(*6) | なし |
画面、帳票表示、出力 | MeFt(*6) | MeFt(*6) |
実行基盤 | ||
データベース | Symfoware Server他 | Symfoware Server他 |
通信制御、 トランザクション管理 | Interstageファミリー群 | Interstageファミリー群 |
*1 : 外字を使用する場合など、システムの提供するコード変換機能では不十分な場合に必要となります。
*2 : Windowsシステムが提供するサービスで、Windowsネットワークの設定でTCP/IPネットワークを設定します。
*3 : UNIX系システムが提供するサービスです。詳細については“第2章 分散開発環境の構築”で説明します。
*4 : UNIX系システムのNetCOBOL製品で分散開発をサポートするEditionに含まれます。
*5 : 各プラットフォーム向けのNetCOBOL製品のBase Edition以上に含まれます。
*6 : 各プラットフォーム向けのNetCOBOL製品のStandard Edition以上に含まれます。
*7 : Linux(Itanium) 64bit版 NetCOBOLには含まれません。