MQDをクラスタシステムで動作させるためには、MQD環境定義に指定するすべてのファイルを共用ディスク装置に作成しなければなりません。そのため、必要なファイル容量を見積もった後に、その容量を格納できる共用ディスク装置上の物理ディスクを用意します。そして、この物理ディスクを切り替えディスクとして登録します。共用ディスク装置上の物理ディスクの構成を図6.5 共用ディスク装置上の物理ディスクの構成に示します。
なお、物理ディスクは複数使用することも可能です。
図6.5 共用ディスク装置上の物理ディスクの構成